SNSのコメントを見て、元気がなくなることも
――どんな番組でも毎回、全力で臨んでいるように見えます。その原動力は何でしょうか?
今年でフリーになって11年目ですが、今でもお仕事をいただけていることが本当にありがたいと思えるからなんです。
一般的にテレビ局のアナウンサーがフリーになると、辞めて直後の1年目が話題性もあって、多く呼ばれるものだと思います。そこから、だんだん少なくなるのは普通だと思いますが、私は逆だったので、それがありがたくて。
母にも「NHKっぽさも抜けちゃっているのに、よく呼んでいただけるわね」なんて言われるんですけど、私もそう思います。
ですから、呼んでいただけると感謝とうれしい気持ちが現場で爆発しちゃうんだと思います。
――逆に、落ち込むなぁ、というのはどんなときですか?
SNSのコメントを見て、元気がなくなることもあります。勉強になったり、うれしくなったりするご意見をくださる方も多くいらっしゃるのですけど、心にしっかり残ってしまうのは、やっぱり悲しくなるようなご意見なんですよね。
みなさんそれぞれに感じられることがあると思いますし、気にしてはいけないと思いつつも、どうしても気になってしまって。
番組のスタッフさんからは「見ないで」とも言われますし、気にしすぎると私らしさがよくて呼んでいただいているその“よさ”を消してしまうことになりかねませんので、そういったご意見は見ないように、今年からミュート機能も使うようになりました。
――ストレス発散法があれば教えてください。
家で夫に全部話すことですかね。食事をしながら、その日あったことを「今日はこんなことがあってね」と話すと結構、切り替えられます。
あとは、仕事とまったく関係のない、中高時代の友だちと出かけること。彼女たちは、あまりテレビを見ていないっていうのもありますが、私が今どんな仕事をしているのかとか、全然知らないんです。お互いに昔のまんまの関係で、そういう彼女たちと会っていると、ホッとします。
――日々のルーティンにしていることはありますか?
毎朝、同じ朝食をとっています。自分で作りますが、生野菜のサラダとカチカチの目玉焼きとウィンナー、それに、明太子をのせたお粥をセットにして食べています。
もともときっちり朝食をとるタイプではなかったのですけど、結婚して食べるようになりました。それで、自分が帯で仕事させていただくようになって、より朝食の大事さを感じるようになりました。
やっぱり、しっかり朝食をとっているときは、声の出方が違いますので。
――現在のメニューにいきついた理由は?
炭水化物はとりたいけど、太りたくないな、と思って、少量でも満足度の高いお粥にしたのがスタートです。そうしたらいい感じだったので、そのメニューを続けています。
帯番組もルーティンのように気負いなくやれたほうがいいので、朝も同じような感じがいいのかなって。
作るのにも慣れて15分くらいでできますし、いろいろ変えるより、“ゲン担ぎ”のような気持ちで、同じものを食べています。