ジャニーズJr.内ユニット・宇宙Sixの江田剛が、11月16日(水)に都内で開催された主演舞台『ザ・フォーリナー』の囲み取材会に出席。舞台単独初主演を務める本作への思いなどを明かした。

本作は、作家ラリー・シューの名作を「SHY BOY プロデュース」で送るハートウォーミングコメディ。アメリカ・ジョージア州にある古い釣り宿を舞台に、人見知りが激しく、恥ずかしがり屋で臆病者のチャーリー(江田)が、「フォーリナー(外国人)」のふりをして寄宿する様が描かれる。

囲み取材には、高田翔(ジャニーズJr.)、徳山秀典、小島梨里杏、武藤晃子、我善導(ワハハ本舗)、清水順二(30-DELUX)も登壇した。

主演を務める江田は、初日を迎え「やっとこの日がきたかと、待ち望んでいた初日です。キャスト、ぞれぞれが愛情をたっぷり込めて作った作品なので、いろんな人に見てほしい」と満面の笑み。

共演者から「よっ、座長!」と声をかけられると、「0番(最初に)で挨拶させてもらうことはあまりないので、すごく緊張しながら、またみんなの愛を感じながら話させてもらっています」と照れ笑いを見せた。

今作で宇宙Sixの4人全員が舞台単独主演を経験することになるが、江田は「宇宙Sixとしては(自分が)最後の主演スタート。最後を飾るので、派手に盛り上げたいです」と意気込み、「メンバーの皆さん、初主演、ぜひ見に来てください」とアピール。

また、同じジャニーズJr.の高田は、「不安はないですね」といい、「座長の背中を見て、大丈夫だと思います」と江田を信頼している様子。江田も「緊張していない」といい、「ゲネプロで緊張しないと逆に怖いかな」と現在の心境を打ち明けた。

2週間前に行われた公開稽古での囲み取材では、その脅威のセリフ覚えで共演者から「セリフ変態」と呼ばれていた江田。徳山は江田について、「僕がセリフを飛んでも、僕のセリフをセリフ変態が覚えてくれているので。今回は『本番変態』として、ぐんぐんいってほしい」と期待。

続けて、「普通の人ができないことをほめる意味で“変態”って呼んでるけど、(江田は)初座長変態」といい、「僕がほんのちょっと間違えると指摘されて。また、ほかの人のセリフも全部暗記してるんで、一人でやったらいいんじゃないかなと」と、笑いを誘いつつも江田への尊敬の念を明かした。

本作は、100ぺージもある台本を7人でこなすため、江田、高田、小島のセリフ量は膨大なものになるそう。

座長の江田は前半、セリフは少ないものの、後半には一人長セリフにも挑戦。清水はそんな江田のことを「セリフの変態から、セリフの野獣に代わります」と表現し、江田も「そこは期待していただけたら」と手応えを。

またアドリブは一切なく、詳細な設定が決められ、緻密な演技指導が行われたという本作。江田は「セリフの抑揚など細かく指示してもらえるので、そこを気を付けつつ、自分の中のルートを通って、最後にいけたら」と気合十分で明かし、「ずっと(舞台に)いるんで、それが初体験。座長ってこういうことなんだと思いました。ずっとステージでみんなの芝居を見れるので、一番近いお客さんかもしれないですね」と主演としての新たな気づきも打ち明けていた。