フジテレビ系オトナの土ドラ『リカ』は、愛に飢えた自称28歳の“純愛モンスター”リカ(高岡早紀)が、運命の相手を手に入れるために周囲を破滅に追い込んでいくサイコスリラー。

第2話では、リカは副院長の大矢(小池徹平)を罠にはめて医療事故をしたと見せかけ、その秘密を共有。証拠となるペアン鉗子をちらつかせて弱みを握るという、愛する相手をも陥れるリカのやり口に、視聴者にも戦慄が走った。

10月19日(土)放送の第3話も、ネットが震えた“ゾクッ”とするセリフ&シーンをプレイバックする。

<ゾクッとしたセリフ①>

再びの「二人だけの秘密よ」(byリカ)

リカと大矢が付き合っていると噂が流れていた花山病院。大矢は、叔父である院長の大次郎(西岡德馬)から、リカとの交際を祝福されて絶句する。

交際の噂を流したのはリカ本人だと知り、大矢はリカを執務室に呼び出す。「どうしたの昌史さん、そんな怖い顔して」と、大矢本人もスルーしてしまうほど自然に下の名前で呼ぶリカ。

「嘘をつくのはやめてくれ!」と怒鳴る大矢に対し、リカは叱られた子どものように怯えながら、幼少期に母親から虐待されていたことを告白する。

大矢に迷惑だと言われたリカは反省した様子を見せ「昌史さんの言う通りにするから心配しないで」と微笑む。そして「私たちの絆は二人だけの秘密よ」と言いながら、ゆっくりとポケットから取り出したのは、あの血まみれのペアン鉗子。

第2話でも大いに湧いた恐怖の演出に「出た!」「いつも持ち歩いてるの!?」「もう印籠(いんろう)みたいなもの」と、ネットでの視聴者の反応も、待ってましたという雰囲気で盛り上がった。

<ゾクッとしたセリフ②>

再びの「死ねばいい…」(byリカ)

そんな中、不自然な状況から前看護師長・小山内(池谷のぶえ)の転落事故の真相に気づいた現看護師長 の藤鐘(安藤玉恵)は、大矢にすべてを話す。

ことの重大さに気づいた大矢は、震えながら医療事故を告白し、それを聞いた藤鐘は「それもきっと、雨宮さんの罠ですよ」と核心をつく。この鋭い推察に「すごい推理力!」「探偵かよ」と、ネットがざわつく展開に。

藤鐘はリカを呼び出して追及、「辞めてもらいますから」と言い放ち、部屋を出ていく。第1話では、小山内から同じように言われて「死ねばいい」と言ったリカだったが、今回は黙ってにらみつけるだけ。

かと思いきや…シーンが変わって自宅にいるリカが「冗談じゃない、死ねばいい」とつぶやくのだった。

この再び発せられた決めゼリフに、ネットでは「キター!」「いただきました!」「迫力あって怖い…」と、クセになってしまう人が続出した。

<ゾクッとしたセリフ③>

「あなたみたいな鈍感な女が子どもを化け物にしてしまうのよ」(byリカ)

夜、院内を見回っていた藤鐘が小山内の病室でリカを見つける。「早く帰りなさい」と言われたリカは、子育てを犠牲にして働く藤鐘のことを責め立てる。

親にかまってもらえない子どもの気持ちを語り出すリカの目からは涙が。「あなたみたいな鈍感な女がそうして子どもを化け物にしてしまうのよ!」とにらみつけるリカ。それはどこか自分の生い立ちとも重ね合わせているようで…。

クラシック調の曲をBGMに、リカの複雑な幼少期を想起させる長ゼリフ。これまでの描写とは異なるシーンに「怖いけど泣ける」「ちょっと同情してしまう」と、ネットでも複雑な感情が溢れ出す。

しかし、リカが涙を拭くとサスペンス風のBGMに切り替わり、藤鐘に詰め寄っていく。直前に飲んだコーヒーに何か入れられたのか、眠るように倒れる藤鐘。

その後、看護師の木村(安座間美優)によって血を流して死んでいるところを発見される。

大矢が駆けつけると、植物状態だった小山内の呼吸器までもが外されていた。そこには、小山内を殺したと自供する藤鐘の遺書があり…。

二人の看護師が死亡した花山病院は一体どうなってしまうのか。そして、大矢の婚約者・真由美(山谷花純)をストーカーだと思い込んだリカは…。

次回、衝撃のラストが待ち受ける第1部の最終回。リカの歪んだ愛の行方は!?

<第4話予告>