フジテレビュー編集部の女性陣が勝手に推しているイケメンを紹介する連載「眼福♡男子」。その第3弾は、10月28日(月)放送のフジテレビ『シャーロック』の第4話にゲスト出演する、俳優・矢野聖人(27)を徹底解剖する!
街中での撮影はとにかく自然体で、取材班はすっかりメロメロに。その後、語られたお芝居に対する真摯さに、さらに撃ち抜かれることになるとは…。そんなこんなで、まずは前編のお仕事編をお届け!
矢野は高校時代から読者モデルとして活動。蜷川幸雄さん演出の舞台『身毒丸』の主演オーディションでグランプリを獲得したことをきっかけに俳優デビュー。その後、フジテレビの『リーガル・ハイ』シリーズ(2012年、2013年、2014年)や映画『エイプリルフールズ』(2015年)など、数々の話題作へ出演してきた。
――『シャーロック』の第4話では、ある過去と闘い続けるボクサー役を演じますが、これまでボクサー役を演じたことはありましたか?
初めてですね。ボクシング自体は4~5年前に少しだけやったことがあるんですけど…かなり前のことなので。今回の役は、あまりボクシングシーンが多くなかったですけど、ちゃんとチャンピオンに見えているといいですね(笑)。
――体を絞られたりはしました?
もともと体は大きくないので、ちょっと胸板を厚くして、腹筋も絞って。短い時間ではありましたが、できることはしました。
ま、真面目だ!!!(取材班・心の声)
“世界の蜷川”と出会い、俳優デビュー
――『身毒丸』のオーディションを受けていた時は蜷川幸雄さんを知らなかったとか?
そうなんです。18歳でしたし…“ミナガワさん”だと思っていました(笑)。でも、知らなかったからこそ、蜷川さんの存在に怯むこともなかったですし、自分のペースでオーディションを受けられた気がしています。
そうして始まった俳優としての人生。現在公開中の映画『HiGH & LOW THE WORST』にも出演しているが、「僕らは映画『クローズZERO』(2007年)を見て育った世代。だから、高橋ヒロシさんの原作作品への出演というのは自分にとってすごく大きなことでした」と、うれしそうに語る。
続けて、「当時は、映画館を出たら誰もが肩を振って歩き始めるみたいな時代でした(笑)」と笑ったり、「『クローズZEROⅡ』(2009年)で鳳仙学園のトップを演じた金子ノブアキさんと、今回『シャーロック』でご一緒できてうれしかった!」と目を輝かせる姿は少年のよう。油断すると、その目に吸い込まれてしまいそう~!
魅力的な“目”は努力の賜物
――目力がすごいって言われませんか?
褒められているかは分からないですが、自分で目力は意識しています。セリフ回しって、人によって僕の言い方がうまいとも下手だとも捉えられるじゃないですか。でも、目力や表情は練習すれば誰でも変えていけるものだと思っていて、僕は、家でテレビを見ている時に“CM中はまばたきしない”っていうことを決めて日々訓練していました。
この訓練の方法は、市村正親さんが何かの番組でお話されていたので、取り入れました!CMは、だいたい90秒くらいありますから、やっぱり最初の頃は難しかったですよ。
感情的なシーンで顔のアップになった時、人ってまばたきが入っちゃうと急に冷めちゃうんですよ。だから、僕はそういうシーンでまばたきをしないように決めていますし、訓練が役に立っています。
ま、真面目だ!!!!(取材班・心の声/2回目)
新しいお仕事で知名度アップ!
今では『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss to survive~』(AbemaTV/毎週土曜23時~)でスタジオMCを務めるなど、活動の幅を広げている。
――新しいお仕事も増えている今、気持ちの変化はありますか?
僕自身お仕事を選んだことは一度もないのですが、すごくうれしくて。『ドラ恋』を見ている世代の方に僕を認知してもらえるいい機会だなと思いながら、いつも収録にのぞんでいます。
月1配信のLINEライブがしゃべり上達のカギ
仕事への真摯さにしっかり打ち抜かれた取材班は大満足!…と思ったが、ファンにとってはもっと彼の魅力を満喫できるコンテンツがある。それが、月1回配信されているLINEライブ『今矢野(こんやの)乾杯LIVE』だ。この話はぜひ、聞かねば!
――すでに30回以上配信しているというLINEライブを始めた経緯は?
最初は、僕のトークを上達させるために始めたんです。舞台挨拶などでいつもうまいことが言えなくて、マネージャーさんに「しゃべりが下手」だと指摘されていたんですよ(笑)。
――1人でしゃべるのは、大変そう…。
実は、配信中ってすごく寂しくて、現場には僕とマネージャーさんの2人しかいないのに、僕だけめっちゃしゃべっているから(笑)。しかも、配信を始めた当初はいただくコメントも少なかったですし、話すネタがなくて本当にキツかった…。でも、最近は1時間お話ができるようになって、ちゃんと力になっているなと感じています。
――最後に仕事へのポリシーを教えてください。
「あなたの最高傑作は?」と聞かれた喜劇王のチャップリンが「The next one(次の作品)」と答えたと伝えられているように、次にやる作品が僕の中で一番の作品になるように心がけています。
現状に満足せず、常に成長し続ける向上心の強さに圧倒された。
そんな矢野さんのプライベートはどんな感じなのだろう?と興味津々の取材班。たっぷりお話いただいたので、プライベート編もお楽しみに!