1軒目は、フジテレビ新社長の遠藤龍之介が登場。対面を前に山﨑夕貴アナは「言いたいことがたくさんある」と鼻息を荒くし、これに松本は「世の中の人は、社長に言いたいことがあるブーム?」と、ちょっぴり自虐的発言。
また、遠藤の出演があるということで、この日はフジテレビ上層部の面々もズラリ。坂上忍は「出世したい人が集まってる」と苦笑いした。
松本は、遠藤とのトークを楽しみにしていたそうで、「今日、社長は5時間半しゃべってくれる。社長といえば5時間半!」と、またもや件の騒動を思わせる発言を。遠藤は「失礼がないように、シャンプーとトリートメントを入念にやってきました」と、浜田からはたかれること前提で準備してきたことを明かした。
序盤から和気あいあいムードの男性陣に対し、山﨑アナは対面前の勢いとは打って変わって消極的。そこで坂上が「つい最近、『社長就任おめでとう』みたいな会に、女子アナが5、6人呼ばれ、なんだか知らないけどプレゼントをしなくちゃならなくて…」と山﨑アナが事前にぶっちゃけていたことを暴露。松本は無言で山﨑アナを指さし、浜田も「その言い方はおかしい」と指摘。
坂上はさらに、会を仕切った幹事がプレゼント代を払ったのではなく「みんなで割ったんですよ。それを社長もヘラヘラしながら喜んでもらってたんです」と語っていたことを明かし、慌てふためく山﨑アナ。遠藤は「なんかね…そうだったんですか。いい感じの会だと思ってたのにな」と複雑な表情を浮かべ、一同大笑いとなった。
父・遠藤周作とのエピソードを披露。「作文を書いてたら叱られた」
現在63歳の遠藤は、編成部長や広報局長を経て今年、代表取締役社長に就任。「禁煙していたんですけど、(就任が決まって)タバコを吸っちゃったんです」と就任決定に動揺したことを明かし、「家に帰って、カミさんに『社長になったんだよ』と告げると、『調子に乗るんじゃないわよ!』と言われた。調子に乗ってねぇし…と思いましたけどね」と笑いを誘い、浜田から「口が悪いですよ」とたしなめられた。
そんな遠藤の父親は、芥川賞作家・遠藤周作。「小学2年生くらいの時、遠足の感想文を書いていたら、後ろで人の気配がして『暑いのを表現するのに“お日様がカンカン”とか“汗がダラダラ”とか書いてどうするんだ!日陰の涼しさを書け!』と父から叱られ、泣きました」と回顧。
松本は、これに「『すべらない話』でいけるんじゃないですかね」と太鼓判を押し、浜田は即座に「いけへんやろ!」とダメ出し。松本は、手でゴマをするジェスチャーをし、ニヤリとした。
若手社員の賃上げを直訴する山﨑アナ
「最近、社長というのはすべての質問に答えないといけない」とまたまた話題の騒動をにおわせる発言で笑いを誘った遠藤。ここから、さまざまな質問に答えていく。
「Hな気持ちってあるんですか?」と聞かれると、遠藤は「そりゃあ、ありますよ。Hだけじゃないんですけど、社長になって悩みの一つは常にフォーマルな感じでいないといけないので、パチンコ台を叩いて『出ないよー』とか競馬場に行って『そのまま!』とか言えなくなる」と立場上のデメリットを告白。
その流れで「パンツ何枚くらい持っているんですか?」と尋ねられると、「あの~あれですね…」と真剣に答えようとし、ダウンタウンの2人が「答えんのかい!」と同時にツッコミ、はからずも見事なハーモニーが誕生してしまう。
また、山﨑アナは「上の世代のお給料がうらやましいんですけど、若手どうにかなりませんか?」と直訴。遠藤が「上もそんなにもらってないですよ」と伝えると、「嘘ばっかり」とあからさまに不快な表情を浮かべた。
勢いづいた山﨑アナはその後も「女として…好みのフジテレビ女子アナウンサーは?」など、松本から「ほんま大丈夫か?」と言われるほどの直球質問をいくつも投げかけ、遠藤もタジタジ。
それでも遠藤は「山﨑アナは、かなり上位。ベスト3には必ず入る」「男性アナに抱かれるなら…榎並(大二郎アナ)とかですかね」と、爆笑回答を連発。最後まで、誠実な対応を見せた。