『三千円の使いかた』より、葵わかなさんのコメントが到着しました。

1月7日(土)スタート!の土ドラ、葵わかなさん主演『三千円の使いかた』(東海テレビ・フジテレビ系)は、姉妹、母、祖母という御厨(みくりや)家の三世代の女性たちが、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金をし、その夢をかなえるために奮闘する姿を描きます。

原作は「読めばお金が貯まる!」と話題になり、昨年の発売開始以降、各所で話題を呼び累計76万部を突破(2022年12月2日現在)、2022年・年間1位のベストセラーとなっている、原田ひ香さんの人気小説。

御厨家で繰り広げられる日々の何気ない生活は、共感できる出来事の連続。『三千円の使いかた』は、脈々と受け継がれるホームドラマの世界観を「お金・節約」というテーマで切り取った、ちょっと不思議なホーム“マネー”ドラマです。

御厨(みくりや)家の次女、主人公の美帆を演じる葵わかなさんに話を聞きました。

<葵わかな コメント>

――オファーを受けたときはどう思いましたか?

最初にタイトルを聞いて、「どんなドラマなんだろう?」と、とても興味がわきました。そのあと原作も台本も読ませていただいたんですけれど、すごくリアルだなと思いました。

私が演じる御厨美帆は、実際の私と同じ年齢で、人生や将来についてまだ何も考えていないような女の子。同世代の友だちと話していても、「24歳って、実際にこんな感じだよね」という共感しかありませんでした。

そして美帆はある決断をして、徐々に成長していくのですが、その階段の上り方も非常にリアルだと思います。

24歳という年齢は将来について考え始める、まさに適齢期。ここから美帆がどのような人生を歩んでいくのか、本当に続きが気になる台本でした。

――演じるうえで、心がけていることは?

美帆は、まだ将来についてあまり考えていないキャラクターですが、同時に素直に喜んだり悲しんだり、頑張ることを恥ずかしいなんて思わない、ピュアな部分のある女の子。

私は、どちらかというとしっかりして見られることが多いので、あまりそう見えないよう演じています。気合いを入れすぎず、ナチュラルに…。

同年代の役でもあるし、作り込むよりも「素の24歳の私」が出せたらいいです。そういう意味では、気負わずに、あえて肩の力を抜かなきゃいけないなと思います。

――今回のドラマは、家族のさまざまな話にお金が関わってきます。

普段、友だちと話していても、お金のことはもちろん将来についてなんて、まだ話題にも出てこないんですが、自分だってどこかのタイミングで将来設計や貯蓄について、きちんと考え始めるんだろうなと、台本を読みながら感じました。

ホームドラマですから、殺人事件みたいな衝撃的な展開はありませんが、たとえば母親が熟年離婚で思い悩んだりしたら、家族にとっての大事件ですよね。そして、そこにもお金が関わってくる…。

母親だけでなく、親子三世代がさまざまな悩みを乗り越えていくので、誰もが自分に置き換えて楽しむことのできるドラマだと思います。

――葵さんご自身は、お金とはどのように付き合っていますか?

貯金に関しては特に目標はなく、とりあえず貯めているというタイプです。最近、断捨離もして、今は物を買う際も本当に必要かどうかを自分に問い直してから買っています。

先日も、誕生日にいただいたボディクリームがとても良くて、でもちょっと高いんですね。買えないわけではないのですが、普段使いには贅沢(ぜいたく)すぎるような気がして…。

それ以来、「自分にとって最適なボディクリームって、どれくらいの物なんだろう?」と、ずっと考えています(笑)。

ただ、そうしたバランス感覚は、お金を貯めたり使ったりする際に、とても大切なんだろうと感じています。

――撮影現場はどんな雰囲気ですか?

御厨家を中心としたストーリーなので、家族そろってのシーンが多いのですが、撮影をしていてもほっこりするというか、「本当にこういう家族がいるんじゃないだろうか」「別の世界では、自分はこの人たちと本当の家族なんじゃないだろうか」と思えるほど、楽しく撮影させてもらっています。

家族の中でいろいろな問題が起こり、それに対しておばあちゃんである琴子だけが寛容で、大きな心でハグしてくれるんです。

最高のおばあちゃんなんですが、琴子を演じられる中尾ミエさんが、まさにそんな方!大先輩でありながら、「先輩感」をあまり感じさせないフランクさも素敵で、中尾さんが現れると現場が明るい雰囲気に包まれます。

――第1話の見どころを教えてください。

物語の始まりでもあり、美帆の人生の始まりともいえる回です。ちょっと意外な演出もあるし、将来についてあまり考えていなかった美帆が、あるきっかけから変わり始めるというところが一番の見どころだと思います。

そこも含めて、共感してくださる方が絶対いるのではないでしょうか。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

ここから物語がどう進んでいくのか、美帆の挑戦はもちろん、家族それぞれがいろいろな決断をすることになっていくので、応援していただけるような物語にするため、頑張ります!

土ドラ『三千円の使いかた』は、1月7日(土)スタート!毎週土曜23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

<ストーリー>

中学生だった美帆に、祖母の琴子はこういった。

「人は三千円の使いかたで人生が決まるよ」

「…人生が決まるってどういう意味?」

「三千円くらいのお金で買うもの、選ぶもの、三千円ですることが結局、人生を形作っていくということ」

何事にもきっちりとした祖母の言葉を胸に刻んで大きくなった美帆のはずだったが…。

就職して1年。御厨美帆は、東京・下町の実家を出て、憧れの都内のおしゃれエリアで一人暮らしをスタート。

家賃は9万8000円。IT企業に勤め同世代の中では給料もよく、学生時代から付き合っているイケメン彼氏とラブラブに過ごし、雑用だけど仕事も順調。将来のための貯蓄などには考えも及ばず、好きなもの、好きなグルメ、好きなファッションに包まれる毎日。

祖母の言葉などすっかり忘れ、社会人ライフを満喫していたのだが、あるとき、暗雲が立ち込める。

美帆の勤める会社で、最も信頼でき憧れの存在でもある先輩の街絵さんが病気で倒れ、そのまま会社を辞めることに。

胸にぽっかりと穴が開く美帆、そんな美帆をやさしく彼氏が包み込んでくれる…と思いきや、学生から社会人になり、2人の間に隙間風が。

悶々とした気持ちを抱えながら過ごす日々。「私は本当にこのままでいいのだろうか」。

悩める美帆に訪れる、ある偶然の出会い。そして美帆の人生が少しずつ変わり始めることに…。

一方御厨家では、夫の遺産1000万円をコツコツと増やし目標を達成したものの、逆に生きがいを失ってしまった祖母。

さらに、定年間際の無口な夫とギクシャクし熟年離婚も脳裏をよぎるうえ、突然病気の宣告を受けてしまう母など、女性たちが人生の岐路を迎えていた。

「私たちは、何のためにお金を稼ぎ、何のために貯蓄するのか?」。御厨家の女性たちは目の前の現実とどう向き合い、克服していくのか。

彼女たちにやってくる未来とは!?

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