2020年1月に発売される、PlayStation®の大人気ゲームシリーズ『龍が如く』の最新作『龍が如く7 光と闇の行方』の完成披露会が行われ、出演する中井貴一、堤真一、安田顕が出席。作品のテーマに合わせ、“成り上がり”エピソードを語った。
まずはオファーを受けた時の心境を聞かれた堤は、「ゲームをあまりやらないので、(何をどうするのか)よく分かっていなくて。でも、貴一さんがやると聞いてやることにしました(笑)」と、戸惑いながらも、大先輩の出演を聞いて快諾したことを告白。
安田もあまりゲームをすることがないとしつつ、「キャラクターを見た時に、自分より自分なんですよね。あれはやっぱりうれしいです」と、3Dで表現された自らのキャラクターに感激した様子だった。
今作は、どん底に落ちた主人公が仲間とともに成り上がっていくストーリー。そのテーマに合わせ、成り上がりエピソードを聞かれた安田は、「成り上がるって、“いっちょ上がり”っていうことじゃないですか。そう思ったらその先がないんだなという気がして」とぼそり。
その言葉を受け、中井も「僕は牛丼屋でみそ汁とお新香とたまごと、牛皿までフルセットで頼んだ時に、店中の人が羨望の眼差しで見てるような気がして(笑)。その時は成り上がった気はしましたけど、役者としては成り上がることはないかな」と、安田に同意しつつ、意外な庶民派エピソードを語った。
さらに、ゲーム内にある“転職”の機能にかけ、「転職してみたい職業は?」という質問が飛ぶと、「木こり!家に薪ストーブがあるんですけど、薪を確保するのが大変なので」(堤)、「医者になりたい。僕らの仕事は何かあった時に、一番何もできない仕事なんですよ。例えば、震災があった時とかに、人の助けになれたらと」(中井)、「飛行機のパイロットとかいいですね。制服を着てチヤホヤされたい(笑)」(安田)と、それぞれが独特の希望転職先を告白し、会場の笑いを誘った。