<柳原可奈子 コメント>

――収録はいかがでしたか?

前回は、みなさんが私の名前を知ってくださるきっかけになった「ショップ店員」のネタをやらせていただいて。ほぼ10年ぶりだったので、ものすごく緊張しながら演じたんですけど、ありがたいことに放送後の反響がとても良くて、「ショップ店員、エモかった!」みたいな熱い感想もいただいて(笑)。ですから今回も、みなさんの青春の思い出を汚さないように頑張りました(笑)。

――今回のネタは新作ですか?

昔やっていたネタを、令和バージョンにアップデートした、みたいな感じですね。私が最近気になっているワードを取り入れたりもしています。あの店員さんが、2026年にベテランになって戻ってきた、というふうに見ていただけるとうれしいです(笑)。

――『爆笑レッドカーペット』にまつわる思い出を教えてください。

よく冗談で言ってるのは、もし自分の半生がNHKの朝ドラになったら…主演は、浜辺美波さんにお願いしようと思ってるんですけど(笑)、劇中に、私が一番最初に受けた『爆笑レッドカーペット』のオーディションのシーンは絶対に入れてほしいんですよ。

私のネタを見たスタッフのみなさんが、大笑いしながら「面白いね~」「ほかのネタも見せてよ」って言ってくださった、あの光景はいまだに忘れられなくて。それまで、どんなオーディションを受けても、箸にも棒にもかからなかった私が「やっと見つけてもらえた!」って、とても報われた気がしたんですよね。

その後、番組に出演するようになってからは、毎日お笑いの仕事がもらえるようになり、お笑いの世界で生きていけるようになって…。それこそ自分の一生を“レッドカーペット前”と“レッドカーペット後”に分けられるくらい、人生の分岐点になった大切な番組なんです。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

次から次に、いろんな芸人さんが出てくるので、みんなでわちゃわちゃしながら、ゲラゲラ笑いながら見るのにうってつけですし、見終わったあとに「なんで笑ってたんだっけ?」と忘れちゃうくらい(笑)、気軽に楽しめる番組ですので、お正月の夜、ぜひご家族やお友だちと一緒にご覧ください。私も、2人の娘と夫と両親と、家族みんなで見たいと思います!