<ナイツ コメント>

――収録はいかがでしたか?

塙:前回のSPに出させていただいたときは、あまりにも久しぶりだったんで、カーペットが流れて退場するときのポーズ(※上手、下手、正面と向きを変えてお辞儀をする)を完全に忘れちゃってたんですよ。

土屋:最後、流れ始めた瞬間に、急に思い出したんです。あわててお辞儀したもんだから、よろけちゃってね。

塙:でも今回は、しっかり決めることができたので、非常に満足しております。

土屋:そうですね、前回ほどよろけずに済みました(笑)。

――今回のネタは新しく作られたものですか?

塙:中身は新しいネタではないんですけれども、今回、検索サイトが「ヤホー」から「ちょっとGPT」に新しくなってるんで…。

土屋:今までは「ヤホーで調べてきました」って言ってたのが、「ちょっとGPTで調べてきました」になったんです(笑)。

――じゃあ、「新ネタ」と言っても差し支えない…?

塙:いえ、やめてください!新ネタとは絶対に書かないでください!

土屋:すいませんね、いろいろややこしくて(笑)。

塙:でも考えてみたら、「調べてきました」っていう漫才をテレビでやるのは、今や『レッドカーペット』くらいですからね。そういう意味では、ちょっと新鮮で楽しかったです。

――『爆笑レッドカーペット』にまつわる思い出を教えてください。

塙:いやもう、思い出も何も、今の我々があるのはすべて『爆笑レッドカーペット』のおかげですから。レッドカーペット賞をいただいた翌日に、営業の仕事が決まって、飯が食えるようになったんで。

土屋:それまでは、ほとんどテレビにも出たことがなくて。ずっとバイトしてましたからね。

塙:『M-1グランプリ』は「(漫才を披露する)4分で人生が変わる」ってよく言いますけど、我々は『爆笑レッドカーペット』の1分で人生が変わりましたから(笑)。そもそも、僕が言い間違えるっていうボケも、最初は漫才の中の一部分でしかなかったんですけど、『レッドカーペット』のネタ見せのときに、薮木(健太郞/総合演出)さんが「1分間ずっと言い間違えたら面白いよ」ってアドバイスしてくれて。それがどんどん進化して「ヤホー漫才」になったんです。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

土屋:ぜひ、親子で見ていただきたいですね。お父さんやお母さんは、懐かしく楽しんでいただけると思いますし、『レッドカーペット』を知らないお子さんは、見たらきっとお笑いが好きになるんじゃないかと思います(笑)。「ルネッサ~ンス!」とか「やっちまったなぁ!」とか、子どもたちの間でまた流行ったら面白いなと思うので、ぜひお願いします(笑)。

塙:あっ、僕も「ちょっとGPT」で2026年の流行語大賞を狙ってますんで、よろしくお願いします。