11月18日(月)23時~放送のフジテレビ『石橋貴明のたいむとんねる』は、 2000年のシドニーオリンピックにて日本史上初のマラソン・金メダルを獲得した高橋尚子と、2004年のアテネオリンピックの男子体操・団体総合で金メダルを獲得し、日本史上初、親子で金メダリストとなった塚原直也が、番組に初登場 。
それぞれが選んだ、心に響いたオリンピックの名場面の数々を、貴重な映像と共に一挙紹介する。
石橋は、塚原とは初対面。だが、高橋とは意外な関係性があると切り出す。
実は、お互いの電話番号を知っているという間柄で、高橋は、石橋の電話番号が書かれた紙を取り出し、「今もまだ持っています。毎日お財布の中に入れているんですよ。お守りがわりみたい!」とうれしそうに話す。
石橋は、過去に「1度だけ高橋に電話をかけたことがある」と語るが、その意外な用件にスタジオは大爆笑に包まれる。
また、番組では高橋が小学生時代にオリンピックの新聞記事まとめたという手記をテレビ初公開!そこには、高橋憧れの金メダリストの雄姿がずらり。これを見た石橋は大興奮。これまで語られることの無かった高橋のオリンピックの原点に迫る。
また、「石橋が選んだオリンピック名場面」では、シドニーオリンピックの女子マラソンにて、レースの終盤、高橋が自分のサングラスを投げてスパートをかけ、ライバル選手との距離を引き離した場面が紹介される。
すると高橋は、驚きの裏話をぶっちゃける。当時、勝負所となるレースの終盤で、頭をすっきりさせるためにサングラスを外したいと思っていた高橋だが、あることが理由で「絶対にサングラスをなくしたくない」と考えていたそう。
そこで、30キロ地点で小出義雄監督を探したが見つからなかったため、沿道でレースを観戦していた父親に向けてそれを投げたのだと語る。
しかし、投げたはいいものの、その後に悲劇が起こったそうで…。「あの(サングラスを投げた)瞬間は、『よし行くぞ!』という気持ちじゃなくて、『ああ、ショック!』というイメージ」と当時の心境を語り、笑いを誘う。レース終盤、メダル争いに挑む高橋に起こった悲劇とは。
塚原直也、オリンピックの本番で「まずい、やっちゃった」
塚原は、アテネオリンピックの男子体操・団体総合で第一種目“ゆか”の演技をしている場面が紹介される。
最初の演技者だった彼は、演技中に大ピンチに陥ったのだという。最初の大技を見事に決めたが、次の技であるアクシデントが起こり、「その後の演技をしている間に『まずい、やっちゃった』と思った」と当時を振り返る。
しかし、機転を利かせなんとかピンチを乗り越え、日本体操界にとって28年ぶりの金メダルを見事獲得した。
今回はスタジオにその金メダルを持ってきてもらい、見せてもらうことに。塚原が金メダルをポケットから取り出し石橋に渡すと、石橋がそれを見てあることに気づき、「なぜ大事にしない!」と思わずつっこみを入れる場面も。
<高橋尚子コメント>
マラソンや体操だけでなく競技全般に渡ってのタカさんのオリンピックの知識にびっくりするとともに、とても勉強になりました。あっという間の楽しい時間でした!
<塚原直也コメント>
このようなオリンピックを思い出す番組に出演させていただき、現役のまるで魔法が使えたような瞬間を思い出し、感慨にふけることができました。ありがとうございます。