“アニメソングの帝王”とも呼ばれた歌手の水木一郎さんが、12月6日に肺がんのため74歳で亡くなったと、所属事務所が発表しました。
水木さんの訃報に接し、事務所はコメントを発表。
「昨年4月末に肺がんが発覚し、入退院を繰り返しながら放射線治療や薬物療法を行い、1年7か月あまり闘病生活を続けておりましたが、去る12月6日に救急搬送先の病院にて息を引き取りました。
脳転移、リンパ節転移、髄膜播種を伴う厳しい病状ではありましたが、「生涯現役」を目標に、治療とリハビリに励み、活動を続けてきました。
思うようなパフォーマンスができなくなってもその強い意志は変わらず、最後のステージとなった11月27日のライブでも満面の笑みを浮かべておりました。これまで支えてくださったみなさまに厚く御礼申し上げます」
葬儀は近親者のみで既に執り行われ、後日、お別れの会を催す予定とのことです。
また、水木さんと親交の深かった中川翔子さんが、追悼コメントを発表しました。
<中川翔子さんのコメント>
水木一郎アニキがいない世界なんて、信じたくないです。
誰よりも元気で明るく強く優しく、一緒にゲームをしたり歌ったり本当に娘のように可愛がっていただきました。
どんな時もプロフェッショナルにパワフルにステージに立ち、大きな愛と勇気を込めて生涯現役で歌い続けてくださった偉大な功績。アニソンという文化で世界中を救ってくれた、唯一無二の偉大な太陽です。
いまのアニソンで世界が笑顔で繋がる未来はアニキのおかげです。
まだ受け止められません…。