11月25日(月)には第8話が放送と、いよいよ終盤に突入したディーン・フジオカ主演のフジテレビ『シャーロック』。ディーン演じる獅子雄(ほまれ・ししお)の協力者で、謎多き情報屋の少年レオに扮しているのがゆうたろうだ。
出演シーンはそれほど多くはないが、インパクト十分のビジュアルと、ジェンダーレス&ミステリアスなオーラでドラマのスパイスとなっている。
レオは、 獅子雄の依頼で尾行や潜入をするため、登場のたびに見た目や印象が変化。ゆうたろう自身が衣装にかかわり、今回のドラマでは私服を提供していることもあって、毎回ドラマを彩るファッションにも注目が集まっている。
そんなゆうたろうに、 ここまでの撮影を振り返ってもらって、印象的なことを聞いた。今回は、前回の続きで、5話からをプレイバック!
第4話までの記事はこちら!
<ゆうたろうコメント>
<第5話>
――レオの衣装には毎回テーマカラーがあります。黒、赤、黄色、オレンジと来て、5話は…?
シルバーでした。髪にもシルバーのメッシュを入れて、アウターも蛍光色のようなシルバーで。色自体は派手じゃないんですけど、派手に見えて、目立っていました(笑)。監督からも「すごいね、今日」と言われました。この回は、私服はなくて、全部衣装でした。
――こちらは、息子(葉山奨之)が行方不明になった父親(小市慢太郎)を尾行するシーンでしたね。印象的だったのは?
お父さんがいるマンションの前で獅子雄(ディーン)さんに情報を渡すシーンですが、 歩いて登場すると思っていたのが、スケボーに乗ることになったんです。 実はスケボーに乗るのが久しぶりだったのとディーンさんとも息をピッタリ合わせないといけないシーンだったので、すごく緊張しました。
――コンビニの中から父親を見るシーンもインパクトがありました。
僕自身、尾行ははじめてだったので、どこをどう見れば相手が分かるのか、想像しながらリハーサルの時からお父さんの全身をくまなく見ていました。「ここでしっかり見ておけば、そのあとのシーンでも、情景が思い浮かんで、ちゃんとセリフが出てくるだろう」と思い、必死でした(笑)。
<6話>
――この回は、獅子雄からカナリアを預かる役目を担いましたね。
そうなんです。情報屋としての仕事はせず、ただカナリアを預かっただけ、というシーンでしたが、素敵なシーンになったと思っています。カナリアがすごくかわいくて、ディーンさんと「かわいいね」と言いながら、見ていました。 実は僕、鳥が苦手なんですが、このカナリアは小さくてきれいでした。預かったカナリア、レオはどうしたんでしょうね?僕も気になります。
――衣装のポイントを教えてください。
テーマカラーは、青です。ラベンダー色のブルゾンもやわらかい雰囲気でかわいいですし、中に着ているブルーのオーバーオールがまたおしゃれでカッコいいんですよ。すごく気に入りました。私物は、Supremeの帽子ですね。髪には緑のメッシュを入れています。
<8話>
――7話はレオはお休みでしたが、今日撮影の8話はまた、派手な衣装が目を引きました。
テーマカラーは、ピンクです。今回は、ジャケットが自分が大好きなコム デ ギャルソンが展開していた「ガンリュウ」(現在は販売休止)のもので、テンションがあがりました。自分でもパンツとかを持っているブランドなので、スタイリストさんが持ってきてくださったのをパッと見て気に入りました。ピンクだけど、赤や白も入っていて、ポップですよね。ジャケットが映えるように、インナーもパンツもシンプルにしてもらいました。ちなみに、ウイッグは初めての全頭ウイッグです。
――このコーディネートで私服はありますか?
今回もSupremeの帽子ですね。この帽子は色違いで4つ持っていて、今のところ2個登場していますね。帽子は、レオのマストアイテムですが、僕自身も大好き。家には50個くらいあるじゃないかな。収納が大変です(笑)。
――8話では、長谷川京子さんとのシーンがありますね。撮影はいかがでしたか?
長谷川さんは、バラエティやドラマで拝見していておきれいな方だと思っていましたが、実際にお会いしたらそれ以上におきれいな方でした。普通にお会いしたら緊張しまうと思いますが、レオとしては、長谷川さん演じる世津子に絶対に負けられないというシーンでしたので、緊張しないように臨みました。ちゃんと目を見てメッセージを伝えられたんじゃないかと思っています。
――ドラマもクライマックス間近ですね。最後に、終盤の見どころを教えてください。
6話までは1話完結の物語だったのが、7話からはストーリーにつながりが出てきます。僕自身、台本を読んでいて、今まで以上にハラハラ、ドキドキ、ワクワクして、一視聴者として先の展開がすごく気になっています。レオとしては、やはり、獅子雄さんとの関係性が気になります。過去の出会いのシーンが描かれるかどうかわかりませんが、そこに関する何かしらのヒントがあればうれしいですし、今後の関係性がどうなっていくのかも楽しみです。もう少し活躍できるといいなと思っています。