森崎ウィンさん&鈴木拡樹さんが、意外な一面を明かしました。
ミュージカル「SPY×FAMILY」の製作発表記者会見が12月7日に都内で行われ、森崎さん、鈴木さん、唯月ふうかさん、佐々木美玲さん(日向坂46)、岡宮来夢さん、瀧澤翼さん(円神)、山口乃々華さん、木内健人さん、鈴木壮麻さん、朝夏まなとさん、そして、演出を手がけるG2さんが出席しました。
本作は、漫画家・遠藤達哉さんによる、累計発行部数2700万部を突破した同名の超人気コミックを原作に、テレビアニメ化に続いて、2023年3月に帝国劇場でミュージカル化。
「スパイ&超能力者&殺し屋が互いの素性を隠したまま、仮初(かりそめ)の家族になる」というアクション&ホームコメディで、森崎さんや鈴木さんらが架空の国を舞台にしたスタイリッシュな世界を表現します。
森崎ウィン イギリスでミャンマー人から声をかけられ…
森崎さんと鈴木さんは、表では精神科医のロイド・フォージャーとして生活しながら、実は西国(ウェスタリス)の情報局対東課「WISE」の凄腕スパイという素性をもつ、コードネーム・黄昏をWキャストで演じます。
出演が決まったときの心境を聞かれ、森崎さんは「ミュージカルの経験の少なさもあり、帝劇の主演としてお声がけいただけたことに対して、驚きと喜びが僕の中で混在しております。同時に、原作コミックのファンでもありますので、その世界に飛び込める機会をいただけたことに興奮しました」とコメント。
まわりの反響を聞かれると、「先日、番組の収録でイギリスへ行ってきたのですが、あちらに住んでいる通りすがりのミャンマーの方に『ウィンだよね?』と声をかけられ、その後に『SPY×FAMILY出るんでしょ?観たいな』って言われました」と、海の向こうで起きた予想外のエピソード報告しました。
一方の鈴木さんは、「ロイド・フォージャーというのはとても素晴らしいスパイで、何でもこなしてしまう。僕は不器用な人間なので、最高のチャンスをいただいたなと思いました。舞台上で演じている間は完璧な人間として、また、その完璧さが崩れる瞬間も楽しみながら演じたい」と意気込みました。
豪華キャストが「こう見えて、私〇〇なんです」という秘密を告白
原作の「人は皆、誰にも見せない自分をもっている」という世界観にちなみ、「『こう見えて、私〇〇なんです』という秘密を教えてください」というリクエストが。
森崎さんが「旅客機が大好きで、一番好きな機体はエアバス380」と回答したところで、予想外のマニアックぶりに共演者から驚きの声が。
鈴木さんは「こういうローなトーンでいつも暮らしているので、『あまり動かなそう』と言われるのですが、実は体を動かすことが好きで、日課が幼稚園時代から続けているランニング。体力面では少し自信があります」。
唯月さんは「ひとり行動が好きで、ごはん屋さんや焼肉屋さんへ一人で行って食べています」。
佐々木さんは「こう見えて節約家です。女の子ってショッピングが好きな人が多いと思うんですけど、私はショッピングではなく、スーパーめぐりが趣味です」。
岡宮さんは「車やバイクなど、運転することがすごく好き。いずれ船舶免許をとって、陸海空、全部制覇したいです」。
瀧澤さんは「家に2、30個ほどのぬいぐるみがあって、ベッドに上にぬいぐるみを置かないと眠れません」。
山口さんは「猫好きで猫を飼っていますが、実は猫アレルギーなので、毎日、薬を飲んでいます」。
木内さんは「人とコミュニケーションをとるのが好きで誰とでも仲良くなれるんですけど、お酒がまったく飲めません」。
鈴木(壮麻)さんは「(大阪の有名な豚まん店)蓬莱551が大好きで、肉まんを5、6個食べちゃうんです。新幹線の中でも食べてしまって、(匂いの強烈さに)前後左右の席の方に『は?』みたいな顔をされます(苦笑)」。
朝夏さんは「私は背が高いので『運動部っぽいね』と言われるのですが、学生時代は吹奏楽部でフルートを吹いていました」と、それぞれの“秘密”を明かしました。
鈴木拡樹 “やり残しのなかった”2022年に感無量
最後に、2022年の振り返りと2023年の展望を問われると、鈴木さんは「コロナで演劇を届けることが難しい何年かを過ごしてきました。そして、いまだにそういうカンパニーもございます。それをうけて、今年コロナで中止になることなく、公演ができたことを幸運に思いますし、『何年ぶりなんだろう?』というぐらい、やり残しのない年になりました」。
続けて、「気持ちよく来年を迎えられそうなので、2023年も同じようにすべての公演を届けたい。演劇界がさらに進んでいけるよう、僕もその中の一人として精進していきたいと思います」とコメント。
森崎さんは「今年1年は変化の年でもありましたし、全世界で情勢の変化がたくさん起きている中で、こうやってエンターテインメントに携わることができている幸せを、改めて実感できた年でもありました」。
そして、「エンターテイナーの一人として、エンターテインメントを通して明日への糧になる作品をお届けできるように、一生懸命頑張ります」と力を込めました。
公式サイト:https://www.tohostage.com/spy-family/
製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社