柏木悠(超特急)さんが、俳優活動への思いと今後の目標を明かしました。

2025年10月15日に発売された自身初の写真集『19→20』(KADOKAWA)では、大人の男性へと変化していく姿を表現して話題を呼んだ柏木さん。

所属する9人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急では『超特急 BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE』の成功を始め、個人の俳優活動も『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』(フジテレビ)、『放送局占拠』(日本テレビ)、『年下童貞くんに翻弄されてます』(MBS)など、立て続けに注目ドラマに出演して大活躍の1年を過ごしました。

めざましmediaでは、今年20歳を迎えた柏木さんにインタビュー。2025年の俳優活動の振り返りと今後の目標を聞きました。

柏木悠「自分と役柄を切り替えるために深呼吸」

――2025年も大活躍の1年でしたが、個人の活動を振り返った感想は?

1月には『めざましテレビ』(フジテレビ)のエンタメプレゼンターも務めさせていただいて、とてもいいスタートが切れました。そこから流れが途切れることなく、たくさんのお仕事に巡り合えました。昨年の『ビリオン×スクール』(フジテレビ)では高校生役でしたが、今年の『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』では新人刑事役を演じるなど、役柄が広がる嬉しさが芽生えた1年だったなと思います。

柏木悠

――成長を感じる部分はありましたか?

『アイシー』の撮影現場で、倉悠貴くんがお手玉を3つ投げるジャグリングの技をやっていて。僕も波瑠さんや森本慎太郎(SixTONES)さんと一緒にやってみたんですけれど、その時はまったくできなかったのに、先日久しぶりにやってみたらできたんですよ。コツを掴んでいたのか、知らない間にできるようになっていました。もしかしたら、他にも知らない間に成長していることがあるのかもしれません(笑)。

――『ビリオン×スクール』出演時のインタビューでは、共演の山田涼介さんと仲良くなれるように頑張っていたと言っていました。

山田さんとドラマでご一緒したのは1年前になりますが、その当時からするとだいぶ人に慣れました(笑)。山田さんとはその後、イベントでご一緒して1年前には想像できなかったぐらい仲が深まったと思ってます。学ばせていただくことがたくさんある先輩であり、素敵な方だと思っています。

柏木悠

――20代になり、挑戦してみたい役柄はありますか?

やっぱり制服を着た学生役は今しかできないと思うので、まだまだ学園ドラマをやりたいです。あと、『アイシー』で初めて刑事役をやらせていただきましたが、逆に悪役をやってみたい気持ちがあります。やれるかどうかは別として、そういう役にも挑戦してみたいなと思っています。

――柏木さんの雰囲気で悪役というのは、ギャップがありすぎて怖くなりそうですね。

悪役を演じている柏木悠ではなく、その役が生きていると思っていただけたら俳優として幸せだと思います。そう言ってもらえるように頑張ります。

柏木悠

――役になりきって没入する「憑依型」、演技を客観的にコントロールする「俯瞰型」と、演技スタイルにはいろいろありますが、自分ではどんなタイプだと思いますか?

役が私生活に影響することはまだないので、たぶん憑依型ではなく、自分と役柄を切り替えているタイプだと思います。「切り替わっていないな」と気づくと深呼吸をしています。息を吸ったり吐いたりすることで、自分の中で役と入れ替わるという感覚です。

――その切り替えの感覚には、超特急での活動が影響していたりしますか?

グループという自分の素に戻れる場所があるからこそ、別の人を演じる際の切り替えがうまくできるようになっているのかもしれません。

2025年は俳優としても大活躍だった柏木さんに、『アイシー』での撮影現場の様子や今後挑戦してみたい役について語ってもらいました。さらに、プライベートで挑戦してみたいことを聞いてみると…。