竹野内豊さん、前原滉さん、吉田羊さんが出演する、タクシーアプリ「GO」のTVCMシリーズ最新作「アプリドライバー募集」篇が公開されました。
やや天然な性格の剛田部長を演じる竹野内さんと、しっかり者の部下・後藤役の前原さんが登場するシリーズ。今作からは、剛田部長の幼なじみ“よっちゃん”として吉田さんが加わり、新たなストーリーが展開されます。
「GO」アプリでタクシーを注文した剛田部長が、偶然「アプリドライバー」として乗務していた故郷・福岡の幼なじみ“よっちゃん”と再会する本作では、竹野内さんが博多弁のセリフに初挑戦。
「方言を話す役は、俳優人生で3回目」という竹野内さんは、博多弁での撮影に臨み、プライベートでも福岡生まれでネイティブな博多弁を話せる吉田さんを相手に、軽快でユニークな掛け合いを披露します。
福岡出身の吉田羊が竹野内豊に頼まれ、車両内で博多弁のレッスン
「アプリドライバー」が着用するユニフォーム姿で撮影現場に登場した吉田さんは、鮮やかなブルーのグラデーションで彩られた車両を見て、「これは本当に使用されている色なんですか?キレイですね」とカラーリングにも興味津々。
福岡出身でネイティブな博多弁を話せる吉田さんは、竹野内さんに頼まれ、空き時間を使って博多弁のレッスンをする姿もしばしば見られました。
吉田さんは短期間で話せるようになった竹野内さんの博多弁を聞いて「ナチュラルなアクセントで話されるから、すごく耳が良くてらっしゃる」と感動していました。
<竹野内豊&前原滉&吉田羊 コメント>
――新TVCMの撮影を終えた感想と見どころを教えてください。
竹野内: 今回から吉田羊さんが参加してくださって、非常に面白い3人の掛け合いが見どころになっています。
吉田さんは幼なじみという設定で、博多弁で話したり、急に剛田部長(竹野内)が博多弁で話している姿を見た後藤くん(前原)が驚いたりする掛け合いを楽しみにしていただきたいです。
吉田 :このシリーズは、大好きなCMなので、この世界観に自分がいることが不思議な感じです。
現実と虚構が混じっているような気がして、ちょっとフワフワしているんですけど、3年も続けてこられたチームなので、現場の雰囲気がとても明るくて穏やかで、楽しく撮影させていただきました。
前原:剛田部長があんなに楽しそうにしている姿は、このCMシリーズで初めて見ました。
(吉田さんを)「よっちゃん!」って呼ぶとき、すごく楽しそうでした。これまでのストーリーのように小銭が足りなかったり、会議で慌てていたりとかじゃなく、本当に楽しそうな笑顔の部長を見ることができたので、そこが見どころだと思います。
――今作は、博多弁での会話が印象的ですが、方言にまつわるエピソードがあればお聞かせください。
吉田: 無意識なので、なまっていることに気付かないんですよね。
セリフで無意識になまっていることが多くて…指摘されて直すけど直ってなかったり、どっちが正解か分からなくなったり、言えば言うほど分からなくなることは今でもしばしばあります(笑)。
竹野内:方言で演技をしたことは2回しかないんですよね。今までは関西弁と、広島の呉弁でした。
関西弁は、すごく難しいイメージがありました。英語と一緒で子どもの頃からなじみがある言葉なので、「オレ、イケてないな」っていうのが明らかに分かるんです(笑)。
でも、方言の役って楽しいですよね。
前原:関西弁みたいに、よく聞く方言は近づけるのが難しいですけど、あまり知らない方言は(役に)入りやすい気がしますね。
イメージが湧かない方が、正解と不正解の差が自分でも分からなくて、勢いでやるしかない。僕は顔つきのせいか、地方から出てきた役が多いんですよ(笑)。
――新CMでは、吉田さんがアプリドライバーに転職した“よっちゃん”を演じましたが、皆さんが俳優から転職するとしたら、どんな職業に就きたいですか?
竹野内:転職するとしたら、カメラに興味があるんですよね。今から転職はできないですけど、撮影とか技術の方で、芸能の世界と関係のある仕事をしているかも。
吉田: 私はスキルとか、この歳から努力することを抜きにして考えるなら…、物作りをするお仕事をしたいな。
着物が好きなので、織物の仕事とか、機織りの仕事をやってみたいです。
前原:人生で初めて占いに行って「34歳から忙しくなります」って言われて「あと3年だ、やった!」と思ったら「キャスティングの仕事も増えていきます」って言われて。
「向いてます」って別の仕事を勧められたのが、キャスティングプロデューサーだったので、もし転職するとしたらリアルにそれなのかな。
――最後に、2024 年に「思い切って『GO』してみたい!」ことを教えてください。
竹野内:思い切ってというほどでもないけど…旅行です。
海外よりも、日本でまだまだ見ていない素晴らしい景色がたくさんあると思うので、日本のいろんな景色を回ってみたいな。
屋久島って行ったことないんですよ。日本のはかなげな美しい大自然や、景色をいろいろ見て、おいしいものを食べて、温泉に入って、そんなことをしてみたいですね。
吉田: もし休みを取れるのであれば、ガッツリ(スケジュールを)空ける勇気を持ちたいです。
お休みというか、次の作品までに準備する時間を、勇気を持って空けたいです。語学留学とかも行きたいですね。
前原:国内から出たことがないので、海外に行ってみたいです。
この歳で、またちょっと価値観が変わる可能性があると思うので、いつか(海外に)行く日にワクワクしています。行くなら、イタリアに行きたいですね。サッカーの好きなチームがあって、それを生で見たいっていう夢があります。