11月26日(火)、東京・池袋のイベントスペースにて、美川憲一(73)が男装女子ユニット「ザ・ヴァイパー」と共に新曲「いいじゃない~自由通り」(11月27日発売)を初披露した。この曲は、美川自身が作詞に初挑戦したもので、歌詞のところどころに“美川節”がさく裂している。
美川の歌手人生初の“グループ結成”(期間限定)ということだが、最初ステージに登場したのは美川ひとりだった。「お元気ですか~?私もデビューして55周年を迎えるのよ。55年突っ走ってきました」と挨拶すると、ヒット曲「さそり座の女」、「おんなの朝」、「柳ヶ瀬ブルース」を立て続けに熱唱。会場は♪美川~と相づちが入るなど大盛り上がりに。
「もう一回歌うわよ~、あら拍手は?(笑)」
そしていよいよ、ザ・ヴァイパーの4人を呼び込んだ上、さらにゴールドの衣装にチェンジ。いよいよ新曲の「いいじゃない~自由通り」を初お披露目。いつも表情を変えることなくクールに歌うスタイルの美川が一転、男装女子たちと、さびの♪いいじゃない!にちなんで手で「E」マークを作るチャーミングなダンスを。
歌詞の一部がこちら。ジェンダーレスで自由に自分を愛せよ、という“応援歌”になっている。
♪そうよ 疲れたら休みゃ いいじゃない また歩き出せば いいじゃない
最期に何を 手に出来るか 人生のアンサー
雨は誰にでも降るけれど 濡れた地面が 誘う 明日へ 明日へ
「人生やったもん勝ちよ」
会場からも♪いいじゃない!と声が上がるなど、一体感も出てきたところで歌いきった美川は…「 一回歌っただけじゃ、その良さがわからない。だから、もう一回歌おうかしら!」と、なんと2回目に突入。「拍手は~?」とツッコみ客席は笑いに包まれた。
「作詞?行き当たりばったりよ。いいじゃない、は耳に残るでしょ?」
イベント後、メディアの取材に応じた美川とザ・ヴァイパーは、満足げにコメントした。
美川:最初、作詞なんて「いい、いい」って言ったのよ。私、腰が重い方だから。しかも行き当たりばったりで、深く考えていないのよ。でも“いいじゃない”は耳に残るでしょう?私の語録がいっぱい入っていますよ。
ザ・ヴァイパーの4人: 今でも実感ないんです。物心ついたときからテレビで見ていた美川さんと…。さすがだな、と勉強することばかりです。毎日限られた時間ですが、一緒に仲良く作れて良かったです。たくさんリードしていただきました。!
美川: ダンスもがんばったわよ~“動かない美川”で有名なのに、ね。昨日まで毎日のように練習やったわよ!彼氏たちと(笑)
美川:期間限定ユニットですが、これがきっかけで、大阪とか地方にも行きたいですね。生で見ていただければ!
沢尻エリカ容疑者逮捕についてコメント求められ「それが来たか!」
芸能界のご意見番としても知られる美川に、記者たちはこの質問を聞かないわけにはいかなかった。
記者:芸能界では…沢尻エリカ容疑者の…
美川:イヤな予感が~それが来たか!
と、苦笑いしつつも、ここはご意見番として真顔になってコメントした。
美川:残念としか言いようがないですよね。大河とかコマーシャルとか復活してきたのに、精神のバランスが悪かったのかな、と思う。さみしくて孤独で、あれだけの仕事をすればプレッシャーになるだろうけど、ここで踏ん張れば良かったのに。
美川:代役を立てるなど、芸能界の仕事に対しても裏切り行為。それも罪なことをしたのよね。
美川:でも、彼女自身はほっとしたと思う。クラブに行って発散するのも、自分がいたたまれなくて、ストレス解消だったと思う。もやもやしている苦しいからそういうものにぶつけていたのでは。これから何年かかるかわからないけど、くずれるの、早いわよ~。今はきれいでも10年後にきれいでいたら大したもんだ。
と笑顔も見せた。「いいじゃない!」だけでは終わらないのが、さすが美川憲一のイベントだった。