松岡修造さんが、ほっとする山里のごちそうに鮮やかな季節を感じました。
12月4日放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、徳島県上勝町の「アメゴの姿寿司と彩(いろどり)を添えて」が紹介されました。
酢飯は「柚子酢」と「柚香酢」でまろやかに
日本の原風景が残る秘境、徳島県上勝町の「月ヶ谷温泉 月の宿」を訪れた松岡さんは、霊山・月ヶ谷から湧き出る弘法大師ゆかりの温泉を満喫。
そして温泉でリラックスした後には、料理長の奥崎晃一さんから、目の前に並べられた豪華な「彩会席」の料理を紹介してもらいます。
「猪肉の朴葉焼き」「コンニャクトマスの刺身」「上勝町ジャンボしいたけの天ぷら」と紹介してもらい、上品な味で身も柔らかいという「アメゴの姿寿司」をいただくことに。
「甘酸っぱい」とひと口食べた感想を伝える松岡さんに、酢飯には上勝町特産の柑橘「柚香(ゆこう)」を使用していると解説する奥崎さん。
アメゴの姿寿司の調理のポイントを、一般的には酢で漬けるところ、柚子酢と柚香酢で漬けることで、柚子の酸味と柚香の甘みでまろやかな風味になると教えてくれました。
アメゴは“渓流の女王”と呼ばれ、山間部の貴重なタンパク源。「ものすごく個性が強いですよね」と松岡さんが味わいについてコメントすると、奥崎さんも同意していました。
また、アメゴだけでなく、料理に添えられる葉っぱのつまもの「彩(いろどり)」も、上勝町が一大産地だと説明されると、「こういう葉っぱによって季節感、食の風景を出している」と松岡さんも感心します。
食材だけでなく、彩も合わせて提供できる喜びを奥崎さんが語ると、「食を通しながら同時に季節もいただいているという感じになるんですね」と、松岡さんも感じ入っていました。
次回は12月11日(日)に放送予定。
※番組公式インスタグラムでは、メイキング動画を配信中!