映画「チケット・トゥ・パラダイス」の公開直前イベントが、10月26日に行われ、ジャングルポケット(おたけさん、太田博久さん、斉藤慎二さん)、坂下千里子さんが登壇しました。

この作品は、ジョージ・クルーニーさんとジュリア・ロバーツさんが元夫婦を演じ、愛娘のスピード婚を阻止するため結託する様子をコミカルに描くコメディ。

左から)坂下千里子、おたけ、太田博久、斉藤慎二

坂下千里子の“夫婦あるある”に斉藤慎二も共感

娘のスピード結婚を阻止するために、南国の島へ向かう本作にちなみ、「実際に自身の娘や息子に『スピード婚をしたい』と言われたら?」と聞かれると、太田さんと坂下さんが「反対」、斉藤さんとおたけさんが「賛成」と回答。

娘を2人持つ太田さんは、「スピード婚というもの自体に悪いイメージはないですが、誰とするかによると思います。実際に娘が居るので、この映画を他人事としては見れない部分もありましたが、この映画に出てくる彼と結婚するならここまで反対はしないと思います」と感想を。

続けて、「幸せになるパーセンテージを考えた時に、すぐに結婚を決めるよりも長い時間をかけた方が娘が幸せになる確率が1%でも上がる気がするので、反対です!」と熱弁。

14歳の娘と12歳の息子を持つ坂下さんは、「娘に言われたら一旦は反対すると思いますし、劇中のジョージとジュリアの気持ちがわかります。でも、相手がステキな人だったら『行っちゃえ!』と応援するかもしれないですし…」と悩む場面も。

息子を持ち、なおかつ“恋愛アドバイザー”の異名を持つ斉藤さんは、「結婚において短い期間でも相手のことを理解することはできるし、その期間に違いはないと思います。なので、その時に思った気持ちを一番大事にしてあげたいです」とコメント。

昨年結婚したばかりのおたけさんは、「僕自身7年付き合い、2年熟成期間を経て、9年目で結婚したので、その経験を踏まえると、逆にスピード婚もアリかなと思います」と明かしました。

本作は、「夫婦あるある」や「子育てあるある」なシーンも見どころの1つ。

「パートナーと思わず口喧嘩になってしまったり、夫婦や家族の独自ルール」について聞かれると、斉藤さんは、「僕が本当にアナログ人間で全く何もできないので、奥さんから『こんなことも出来ないの!?』と怒られることが多いです」と回答。

太田さんは、「僕は忘れ物が非常に多くて、大阪に行ったときは着ていったダウンジャケットを忘れて帰ったことがあるんです。この前は、同じスマホケースを使っている奥さんの携帯を間違えて仕事場に持って行ってしまったことがあって、その時は流石に怒られました」と苦笑い。

坂下さんは、「結婚して14年が経つんですが、夫は洗濯機を回した人が畳むまで全部やったほうが良い派で、私は気付いた方が都度やった方がいいと思う派なので、いまだに夫と洗濯物の分担で揉めます」と語ると、斉藤も共感しました。

作品概要

卒業旅行先で突然結婚を決意した娘のスピード婚を阻止するため、バリ島に飛んだ<元>夫婦。

仲のいい夫婦のフリをしたり、娘の結婚指輪をこっそり隠すという強硬手段をとるうちに<元夫婦>が気付く人生で本当に大事なこととはー?

映画「チケット・トゥ・パラダイス」は、11月3日(祝・木)より全国公開。
配給:東宝東和
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