岐阜グルメ3点を紹介します。
町おこし的な作りも魅力のひとつである、大地真央さん主演、土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』(東海テレビ・フジテレビ系)。
前作では、ドラマ内で取り上げた特産品やご当地銘菓が話題となり、 ある名古屋おやつは完売騒ぎになったほど。
今回は、第1話で登場した、岐阜グルメ3点を紹介します。
「五平餅(ごへいもち)」
ひとつめは、岐阜県ほか中部地方の山間部に伝わる郷土名物「五平餅(ごへいもち)」。
ハルコ(大地真央)が院長を務めるハルコクリニックの「秘密の小部屋」と呼ばれる豪華すぎる休憩室でのシーンで登場しました。
うるち米をつぶして串に巻きつけ、タレをつけて焼いたもの。
山仕事の人たちが木の切れ端に飯を握りつけて、焚き火で焼いたのが始まりとも。
名前は、神様に捧げる御幣(ごへい)から来ているとも言われています。味噌や醤油ダレの香ばしさが絶品です。
「黒からあげ」
ふたつめは、関市名物「黒からあげ」。
ハルコの部屋で、ハルコがいづみ(松本まりか)に「年増女がやってはいけない四か条」を突きつけたあと、見た目の黒さに「黒っ!」と驚きながら頬張っていたのが「黒からあげ」です。
その黒さは、揚げ衣に“関市特産の椎茸”と“海の幸ひじき”の粉末を使うため。
見た目からは想像できないほど繊細な味で、“山と海の2つの旨み”が、口の中に広がります。
「鮎菓子」
三つ目は、長良川の若鮎をイメージして作られたという「鮎菓子」。
ハルコの部屋で叱られたいづみが、ワインのお供に食べて いたのが「鮎菓子」です。
県内のさまざまな店で売られ、基本はカステラ生地の中に求肥(ぎゅうひ)やあんこ。
最近では、餡(あん)が多様化し、大きさも5cm程から手の平サイズまで、鮎の表情やヒレを施す焼き印なども、店ごとに異なるといいます。
面白いのは「鮎菓子を模した雑貨」も多種存在すること。第2話から、いづみが働く編集部内の某所に、鮎菓子雑貨も登場します。
ちなみに、第2話のテーマとなる長良川鵜飼は、岐阜市の長良川で、毎年5月11日~10月15日までの間、中秋の名月と増水時を除いて毎夜行われる国の重要無形民俗文化財。
鵜匠(うしょう)と呼ばれる人間が、鵜という水鳥を巧みに操って鮎を獲るその漁は、遊覧船で間近で観ることもできます。
かがり火のなか行われる幽玄な光景や詳しい歴史は、ドラマでも楽しむことができます。
『最高のオバハン中島ハルコ』第2話は、10月15日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
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