松岡修造さんが、ゼロ・ウェイストなホテルの朝食でSDGsを肌で感じました。
10月23日放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、徳島県上勝町の「フィッシュカツのベーグルサンド」が紹介されました。
ごみリサイクル率80%の町でたくさんの気づき
徳島県上勝町は、2003年に日本で初めてごみをゼロにする「ゼロ・ウェイスト宣言」をした自治体。住民はごみを45種類に分類し、上勝町のリサイクル率は80%に達しています。
松岡さんが訪れたのは、宿泊を通して上勝町の暮らしを体験し、日々のごみを見つめ直すヒントを探ることができる「ゼロ・ウェイストアクションホテル HOTEL WHY」。
「HOTEL WHY」の田村浩樹さんに勧められたのは、このホテルで提供しているという朝食。弁当箱に入った食材をベーグルサンドに挟んで食べますが、その際にネパールのスパイスを使用した「アチャールマヨネーズ」を付けるようにと田村さん。
スパイスだけでなく、「柚香(ゆこう)」という上勝町特産の柑橘のピールも入っているマヨネーズをベーグルに塗り、そこに徳島名産の「フィッシュカツ」を。その上にチーズ、レタス、トマト、にんじんをのせたら、上勝町のフレッシュな野菜を挟んだ「フィッシュカツのベーグルサンド」の完成です。
なるべく地元の食材を使用していると語る田村さんの説明を聞きながら、出来上がったベーグルサンドを頬張った松岡さんは、「フィッシュカツがものすごくおいしい」と目を閉じて味わいます。
「ベーグルといえばアメリカ」となるところ、「インドとかネパールとかアジアっぽい」とコメントする松岡さんに、田村さんも笑顔で頷きます。
松岡さんが、ベーグルに合わせていただくミネストローネスープに、細かい野菜が入っていることに気づくと、田村さんは、野菜はできるだけ皮付きのまま調理し、へたもミキサーにかけて再利用していると「SDGsなポイント」について解説してくれました。
ミネストローネをしみじみ飲みながら、「この町がゼロ・ウェイスト宣言したことによって、何が1番変わりましたか?」と問いかける松岡さんに田村さんは、「ごみを捨てに来るというよりも、1つひとつの資源を返しに来る」という、上勝町の人たちの感覚について語りました。
そんな上勝町のゼロ・ウェイスト運動を肌で感じた松岡さんは、「WHY?によって、気づきってたくさんやってくるんですね」と、ホテルの名前にちなんだ感想を伝えました。
次回は10月30日(日)に放送予定。
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