ミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜」が上演初日を迎え、大貫勇輔さん、平原綾香さん、May’nさんが会見を行いました。

本作は、全世界累計発行部数1億部超えの伝説的コミック「北斗の拳」を原作とするミュージカル作品。主人公・ケンシロウを大貫さんが、ヒロイン・ユリアを平原さんとMay’nさんがWキャストで演じます。

制作発表のときに、「ケンシロウをやってみたい」と明かしていた平原さんは、「踊る役って憧れるんですよね」と思いを。

平原綾香「ケンシロウがやりたかった」に、大貫勇輔「Wキャストで」と乗り気

記者から「次やるときは、大貫さんとWキャストですか?」と質問が飛ぶと、大貫さんは「あーや(平原さん)とWキャスト?なんか違うな…。(それとも)僕がユリアをやればいいんですか?」と困惑するも、「そうよ」と頷く平原さん。May’nさんは「大貫さんがユリア!?」と驚きました。

大貫さんが「そのとき、僕はダンスでユリアを表現すればいいんですかね?」とイメージすると、平原さんは「そう!」と返事。すぐさま大貫さんから「そんな日は来ないですよ!」と断られました。

あらすじ

二千年の歴史を誇る北斗神拳の修行に励んでいたケンシロウ(大貫勇輔)、トキ(小西遼生)、ラオウ(福井晶一/永井 大)の三兄弟。

南斗の里から来たユリア(平原綾香/May’n)、そのお付きのトウ(AKANE LIV)とともに成長していく三兄弟の中から師父リュウケン(宮川 浩)は末弟のケンシロウを次の伝承者に選んだ。

折しも世界を覆う核戦争によって文明社会は崩壊し、人々は弱肉強食の時代を生きることとなった。ケンシロウはユリアとの愛を育み共に荒廃した世界を生きていこうとした日、南斗のシン(植原卓也/上田堪大)にユリアを強奪され、胸に七つの傷を刻まれる。

絶望の中放浪の旅に出たケンシロウは、たどり着いた村で出会った二人の孤児バット(渡邉 蒼)、リン(山﨑玲奈/桑原愛佳)と共に旅を続ける。

一方ラオウは世紀末覇者・拳王を名乗り、世界を恐怖で支配しようとしていた。ケンシロウは女戦士マミヤ(清水美依紗)が治める村の用心棒レイ(三浦涼介)と共にラオウによって牢獄カサンドラに囚われたトキを救出するが、その後ユリアが失意の中でシンの居城から身を投げたことをラオウから知らされる。

ケンシロウはラオウとの闘いの末に壮絶な最期を遂げたジュウザ(伊礼彼方/上川一哉)をはじめとする愛すべき仲間や強敵(とも)たちの哀しみを胸に、世界に光を取り戻すべく救世主として立ち上がるのだった。  

【東京公演】9月25日(日)~9月30日(金)/Bunkamura オーチャードホール
【福岡公演】10月7日(金)、10日(月・祝)/キャナルシティ劇場