『個人差あります』より、夏菜さん、新川優愛さん、白洲迅さんのクランクアップの模様が到着しました。
夏菜さん、新川優愛さん、白洲迅さんトリプル主演の土ドラ『個人差あります』(東海テレビ・フジテレビ系)は、突如、性別が変わってしまう「異性化」に翻弄される夫婦の物語。
ある日、夫が女性になったら――突然性別が変わる架空の設定、「異性化」を切り口に、夫婦や恋愛の多様なあり様を描くラブストーリーです。
異性化する夫役を夏菜(女性)さんと白洲迅(男性)さんが二人で一役を演じ、戸惑う妻を新川優愛さんが演じます。
いよいよ最終回を迎える、『個人差あります』。
第7話では、苑子(新川)の将来を考え、離婚を考えるようになった晶(夏菜)に上司の澤(大浦龍宇一)は、お互いで話し合いをするように勧めました。
その一方、友人のスミレ(女装した澤/大浦龍宇一)として苑子と接するなかで、別居している夫が晶だと気づいてしまい…。
晶は医師の勧めで、「異性化」を経験した人が集まるミーティングに参加、さまざまな生き方、考え方に接しました。
このほど、全シーンの撮影が終了。
7月某日、一足先にクランクアップを迎えた白洲さんは、スタッフから花束とともに惜しみない拍手が送られ、笑顔で撮影を終えました。
8月中旬にクランクアップを迎えた新川さんは、「濃厚で濃密な時間を、みなさんと過ごせました。こういうところで言うのは恥ずかしいですが、夏菜さん大好きです!」と、2ヵ月強の撮影をともにした夏菜さんに向けて、感謝の言葉を送りました。
そして数日後、ついに夏菜のラストシーンが都内ロケ地で行われ、スタッフ総出で感動のオールアップ!
最初は、いつもの明るい笑顔で応じていた夏菜さんでしたが、「産後3ヵ月でこの作品に参加させてもらって、私を信じて晶を託してくださって本当に感謝しています。一緒に命を燃やしてくれるこのスタッフさんたちに出会って、また改めて芝居が楽しいと思えるようになりました」と、次第に感極まる姿が見られました。
土ドラ『個人差あります』最終話は、9月24日(土)23時55分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
夏菜「私の役者人生のなかでも転機となる財産のような作品」
<夏菜&新川優愛&白洲迅 コメント>
――今作は、どんなドラマでしたか?
夏菜:今までいろんな役をやってきましたが、今回は久しぶりに役として生きている感覚、役と一緒に生き抜いた感じがします。魂を感じた役だったので、私の役者人生のなかでも転機となる財産のような作品でした。
私生活では、子どもも産まれたばかりで正直、役者モードに入るのが難しく不安になることもありました。そして、やればやるほど難しい役で、考えれば考えるほど答えがない作品でしたが、現場のメンバーが本当に素晴らしくて救われたことも何度もありました。
みなさんが私にいい影響を与えてくれ、とても集中して毎日を迎えることができたので、改めてみんなで作品を作るという感覚を思い出しました。
新川:トリプル主演というのも初めてでしたし、こういった題材でいろんな愛の形が描かれているというストーリーもなかなか携われる機会はないので、とても新鮮な作品でした。
“異性化”という設定で、二人の夫(夏菜・白洲)とお芝居をするのも、最初は戸惑いましたが(笑)、とても楽しかった。
なかなか経験できない役をさせていただいたと思います。
白洲:とても“面白い”ドラマでした。もちろん二人一役は簡単ではなかったし、夫婦の在り方や、いろんな人間模様を表現するために、あれやこれや考えましたが、それが常に僕自身を面白がらせてくれる作品だったなと思います。
改めてお話を見てみると、想像以上に女・晶が自分として見えてきて、とても良い驚きがありました。
晶をともに演じたのが、夏菜さんで良かったなと、改めて感じました。
――印象に残っているシーンは?
夏菜:たくさんありますが、晶の気持ちがわかったと最初に思ったのは、ドラッグストアのお手洗いでの生理のシーンです。
突然生理が来たときの晶の気持ちというのは、私は女性なのでわからないと思いながら当日を迎えたのですが、何度か本番をやらせていただくなかで、すっと役が入ってきました。
あのシーンを経てから、晶の気持ちとともに生きることができました。
新川:私は誰かと対峙してというシーンが多く、どの方とも印象に残る濃い時間を過ごさせていただいたのですが、スミレさん(大浦龍宇一)との最後のシーンは、とても切ない気持ちになりました。
それは澤さん(大浦龍宇一・二役)の決断であり、一視聴者としても「切ないな」とセリフを聞いていました。
白洲:挙げるとキリがないくらい濃いシーンばかりでしたが、晶と苑子の出会いのシーンは印象に残っています。
お互い、自分から連絡先を聞いたと思っている二人。真相はどうなのかわかりませんが、それって素敵なことですよね。最終話でも、二人の出会いについて触れるシーンがありますのでお楽しみに。
――最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
夏菜:衝撃の展開だらけです。ドラマを通して感じるのは、最近の日本の社会は私たちの世代が知っていた社会ではなくなってきていて、もっと多様性を受け入れていく時期になってきていると思います。
このドラマを見ていただくことで、生きづらさを感じている方の気持ちを少しでもほぐせたのであればうれしいですし、何かを感じていただけるラストになっていると思います。
新川:苑子は、やっぱり最後まで晶が好きというところを見ていただけると思いますし、最終的に二人がどういった答えを出して進んでいくのかというところを見届けていただきたいです。
ラストシーンがとても衝撃的なので、ぜひ、最後まで楽しんでいただけたらうれしいです。
白洲:僕は、この作品が大好きです。
見てくださるみなさんに、“何か”が伝わるように、みんなで大切に作りました。晶と苑子は、どんな答えを見つけるのか、どうか届きますように。
「謎の男」水沢林太郎の正体は…!?
第7話では、女性に異性化した真尋に意を決して愛の告白をした久美(泉マリン)でしたが、 ラストシーンでは、告白したばかりの久美と「謎の男」が並んで歩く姿が晶に目撃されました。
そんな「謎の男」を演じているのは、水沢林太郎さん。一体何者で、何をしようというのか…その秘密は、最終回で明らかになります。
<最終話 あらすじ>
晶(夏菜)を思う気持ちを再確認した苑子(新川優愛)は、女性との行為でもリバースする可能性があるなら…と、自ら経験を積むため同性を相手にするプライベートサービスを利用し、カオル(音月桂)と出会う。
カオルの心遣いに、苑子は徐々に心を許して…。
一方、晶はコスメの開発を進めるなか、自分が苑子に今まで何をしてきたのか、本当に苑子をわかっていたのか、と自問自答。好きな人と一緒にいられることの尊さに改めて気づいていく。
そして、二人が出した答えは…。
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