1月20日(月)2020年3月に明治座で3年ぶりに上演される花形歌舞伎の制作発表が行われ、中村勘九郎、中村七之助が登壇。

(左から)中村七之助、中村勘九郎

昼の部では、古典の名作「車引」に続き、長谷川伸の傑作「一本刀土俵入」、加えて「芝翫奴」「近江のお兼」の舞踊二曲というバラエティに富んだ演目を楽しめる。

勘九郎は「一本刀土俵入」について、「祖父も、父も大切に務めていた役で僕自身も父から教わった大切な役。七之助とよく話し合って新鮮な気持ちで務められたい」との思いを語った。

また、昨年大河ドラマへの出演で体脂肪を9%まで落としたことについて尋ねられると、勘九郎は「撮影が終わってからものすごく食べるようになりました。そのおかげで今、人生で一番体重が重いですね。痩せるのは大変なんですけど、戻るのは簡単ですよ」と俳優として体型作りの難しさを口にした。

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