「ガリレオ」シリーズ最新作、映画「沈黙のパレード」の初日舞台挨拶が9月16日(金)に行われ、福山雅治さん、柴咲コウさん、北村一輝さん、西谷弘監督が登場しました。

2007年にフジテレビ“月9枠”での連続ドラマ『ガリレオ』(第1シーズン)の放送からスタートした「ガリレオ」シリーズ。変人でありながら、天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を福山さんが演じ、大きな反響を呼びました。

翌年2008年の映画「容疑者xの献身」、2013年の連続ドラマ『ガリレオ』(第2シーズン)、同年6月の映画第2弾「真夏の方程式」に続き、本作は映画第3弾となります。

福山雅治 「朝からTwitterを見てます」観客のツイートを参考に

福山雅治 ガリレオ次回作に意欲!「ゴリゴリ進めます」

イベントでは、原作者・東野圭吾さんから寄せられたメッセージを、軽部真一フジテレビアナウンサーが代読。

「湯川学さん、久しぶりに福山雅治を演じてくださり…間違えました。福山雅治さん、久しぶりに湯川学を演じてくださり、ありがとうございました。もはやどちらでもいいんじゃないかと思うぐらい、私の中で2人は同化しております」

「柴咲コウさん、本当にお久しぶりです。もう内海薫は見られないのかなと思っていただけに、本当にうれしかったです。戻ってきてくださったことに感謝します。

「北村一輝さん、私が見たかった草薙をようやく見せていただけました。長年の夢が叶った気分です」

そして監督や役者、スタッフへのお礼の言葉に続き…

「ところでみなさん、ガリレオはこれでゴールインなのでしょうか?」と、続編を期待するかの問いが。

これに福山さんは「非常に気になるんですけど、僕らが(東野)先生に聞きたい…『透明な螺旋』がありますが」と、ガリレオシリーズの小説第10弾のタイトルを挙げました。

軽部アナが「どうでしょう?」と聞くと、福山さんは「おいおい!決めていいなら、ゴリゴリ進めますけど」と意欲を見せ、会場からは盛大な拍手が。

軽部アナのあおりで、さらに大きな拍手がわき起こると、福山さんは「もう本当に、みなさん気が早い!」とツッコんで笑いを誘いました。

今作の「沈黙のパレード」公開は、前作の「真夏の方程式」(2013年)から9年経っているため、もし次回作が公開されるなら9年後かという話になり、福山さんは「62歳になっている」とポツリ。柴咲さんは「それはそれで見たい」と期待を寄せました。

柴咲コウ 衣装に「UTSUMI」特製ワンピース

北村さんは、東野さんからの言葉に「うれしい、すごくうれしいです!本当にうれしいときは、それしか出ない!」と「うれしい!」を連発して笑わせました。

そして、柴咲さんがこの日着用していたワンピースには、役名・内海薫にかけて、なんと「UTSUMI」の装飾が。デザイナーさんがこの日のために作ってくれたそうで、うれしそうな笑顔を見せました。

最後に福山さんは「ガリレオが始まって、いくつかの発明がありました。東野先生がこの原作を発明された。それを映像化しようという発明がされた。原作に存在していなかった内海薫という発明が生まれ、草薙も作品を重ねるごとに違う表情を見せていくという発明があった。それらを監督が拾い集め、奇跡的につながって今があると思う」とコメント。

「さらなる最高傑作を生み出すことにつながっていくと思う」と、次回作への意気込みを見せました。

作品概要

ベストセラー作家・東野圭吾さんの累計1500万部を超えるガリレオシリーズ第9弾「沈黙のパレード」が原作。ファン待望の6年ぶりとなった当書は、極上ミステリーでありながらすべての登場人物に温かな眼差しが向けられ、繊細な人間模様が描かれ、その絡みあう群像劇と二転三転する展開に一気に引き込まれる傑作です。

最新情報は、映画「沈黙のパレード」公式サイトまで。

映画「沈黙のパレード」は、9月16日(金)全国東宝系にて公開。
©️2022「沈黙のパレード」製作委員会