「第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)が、9月3日(土)に行われ、TGC公式応援映画「線は、僕を描く」のスペシャルステージに横浜流星さん、清原果耶さんが登場しました。
この作品は、水墨画家の砥上裕将さんによる同名小説をもとに実写化したヒューマンドラマ。とあるきっかけで水墨画と出会い、学ぶことでその世界に魅了されていく主人公、青山霜介役を横浜さんが、霜介と出会いライバル心を抱くようになる篠田千瑛を清原さんが演じます。
まずは、水墨画家の小林東雲さんがライブペイントを披露。巨大な筆でステージに設置された画面へ松を描きました。
音楽が流れ始めると、ランウェイに清原さんが登場。観客に手を振りながらステージへ移動し、それを迎えるように、ステージに横浜さんが現れました。
そして、2人もライブペインティングを披露しました。
横浜流星「1本線を描いただけで、その人の性格や感情が映し出される」
横浜さんは、「すべての魂を込めて、松竹梅を描きました。僕が竹を、果耶ちゃんが梅を、東雲先生が全体を描いて、今日というめでたい日にふさわしい絵になったのかな、と思います」と手応えを。
水墨画を小林さんから指導を受けたという清原さんは、「水墨画はとても難しくて、緊張が(筆に)伝わってしまうんです。でも、先生が優しく教えてくれるので、今日も何とか描き終えることが出来ました」とニッコリ。
小林さんは、「今回描いた絵を、映画の最終シーンに使ってもいいくらい素晴らしいです」と称賛しました。
本作でも水墨画を描くシーンがあるそうで、横浜さんは「僕は1年かけて、水墨画の基本となる四君子(しくんし)を練習しました。四君子は、蘭(らん)、竹、菊、梅の4種類のことです。正直、1年よりももっと時間がほしかったです」とコメント。
清原さんは、「会場にいる同世代の方にもそうなんですけど、水墨画を今まで知らなかった人に魅力が伝わると思うので、たくさんの方に見てもらいたいです」と呼びかけました。
横浜さんは、「水墨画は本当に素晴らしいものなんです。墨と水と紙と筆だけで、こんなにも美しいものが出来上がります。1本線を描いただけで、その人の性格や感情が映し出される、奥深いものです。今回、水墨画を自分も経験して、素晴らしいものだと感じました。その素晴らしいものが、この作品に最大限に詰まっています」と語りました。
映画「線は、僕を描く」は、10月21日より全国公開。
配給:東宝
©砥上裕將/講談社 ©2022 映画「線は、僕を描く」製作委員会