藤ヶ谷太輔さん(Kis-My-Ft2)が主演を務める舞台「野鴨-Vildanden-」の取材会が、9月3日に行われ、藤ヶ谷さん、忍成修吾さん、前田亜季さん、浅野和之さんが出席しました。
通し稽古で藤ヶ谷太輔にまさかのダメ出し
主演を務める藤ヶ谷さんの印象について聞かれた忍成さんは、「とても美しいというか、色気があるというか…」とベタ褒め。
「みんなで雑談しているときは、笑顔が素敵で可愛らしいんですけど、舞台に立つとオーラが違って、すごい色っぽい。さすがだな思いました」と話しました。
忍成さんのコメントを受けて、藤ヶ谷さんは「稽古場で『僕の印象、どうですか?』なんて聞けないので、こういう機会で、知ることができるのは嬉しいです」と喜びました。
前田さんは、藤ヶ谷さんについて、「稽古場では、真面目で真剣に取り組まれていた」と話すと、続けて「通し稽古のあるシーンで『色気が漏れすぎている』とダメ出しされていた」と暴露。
「演出の上村(聡史)さんに『ここはちょっと(色気を)抑えて』って言われてましたね」と明かしました。
藤ヶ谷さんは、この指摘について「嬉しいことですけど、(色気は)自分でコントロールできるものではないので…」と苦笑い。
「色気を出している意識は全くないです」と話すと、「僕の役は、美しさが必要なキャラクターではあるので、そういうところに生かしていけたらと。普段の色気よりは、落とした状態で…」と宣言し、取材陣の笑いを誘いました。
「どのくらい(色気を)落としますか?」と聞かれると、藤ヶ谷さんは「結構落とすと思います。普段がすごく高いので」とニヤリ。
「100%のうちの20%くらいですかね」と話しました。
あらすじ
豪商ヴェルレの息子グレーゲルス(藤ヶ谷太輔)は久しぶりに山にある工場から戻り、幸せな家庭生活を送っている親友ヤルマール(忍成修吾)に再会する。そこで父ヴェルレ(大鷹明良)の使用人だったギーナ(前田亜季)が、ヤルマールの妻になっていることを知り、ある疑惑が芽生える。
グレーゲルスとヤルマール二人の父親は、かつて工場を共同経営していたが、ヤルマールの父エクダル(浅野和之)はある事件の罪を一手にかぶり投獄され、その家族は没落してしまった。また、ヤルマールの妻ギーナは、父ヴェルレとただならぬ関係があった過去があり、その負い目から、父ヴェルレはヤルマール家に援助を与えていた。
そのささやかな家庭の幸福な風景は、嘘で塗り固められた土台の上に立っていた。友に真実を告げて、真の幸福な家庭を手に入れてほしいと願うグレーゲルスだったが…。