2人は、校長(黒沢あすか)から学校の案内係として、3年生で生徒会長・剣持日向(清乃あさ姫)を紹介される。

自立と自尊心を持った、どこへ出しても恥ずかしくない生徒だと校長も太鼓判を押す生徒である剣持。その様子を怪しげな生物教師・山杉幹夫(林泰文)が見つめていた…。

その後、警視庁音楽隊カラーガード(通称:MEC)出身の小夢は、持ち前のダンス経験でダンス部の生徒たちと華麗に“きつねダンス”を踊り、小夢は生徒たちと親睦を深め、打ち解けていく。

学校では生徒会長の自殺、人気教師の失踪が…興玉(藤原竜也)は“祟り”の正体を突き止める

剣持の案内で引き続き、校内の探索を続ける2人だったが、興玉は学校の裏庭に花が手向けられているのを発見。

事情を尋ねると、ダンス部の生徒から先に話を聞いていた小夢が、2ヵ月前に当時の生徒会長であった白石一香(井上音生)が飛び降り自殺したことを興玉に説明する。

白石と剣持は生徒会長と副会長で、さらに同じ生物部の親友だったという。興玉は自殺の原因を尋ねるが、剣持は言葉を濁す。

さらに、1ヵ月ほど前には「イケメン先生」と呼ばれて生徒から大人気だった歴史教師・池神春来(中尾暢樹)も失踪していた。

その時、敷地の一画にあったはずの祠がなくなっていることに気づき、走り出す興玉。

剣持は、ボロボロだったので生物部で解体したと説明。興玉が解体した祠はどこにあるのかと聞くが、剣持が指差した場所には、無残に放置された祠の残骸が。

その光景を見た興玉は「これが祟りの正体です」とつぶやいた。