映画「TANG タング」の公開直前イベントが日本大学文理学部にて行われ、二宮和也さん、満島ひかりさん、三木孝浩監督が登場しました。
AIなど、ロボットに関することを学ぶ学生を対象に、映画の試写が行われ、終了後に三木監督が登場。
さらに、サプライズで監督の言葉をきっかけに二宮さんと満島さんが姿を現しました。
学生の歓声を受け、二宮さんは「本物でございます」と挨拶。「こんなにたくさんの方に、映画を観ていただけて嬉しいです」と笑顔を見せました。
客席の中から、自身のうちわを持つ学生を見つけると「来ること知ってたみたい!ありがたいですね」と手を振り返しました。
満島さんは「想像以上に大学生って若いですね」とにっこり。「ここから見る景色がとてもキラキラして見えます」と話しました。
タングとの掛け合いの演技がすごい!
映画上映後の挨拶ということで、イベントでは、3人に映画に関する質問がされました。
「タングと絆を深めていく演技の中で気をつけたこと」を聞かれた二宮さんは「毎カットごとに、監督に演出を付けてもらって、話し合いながら作り上げていきました」とコメント。
「自由にやらせてもらった部分もあって、健(二宮さんの役名)がタングに寄り添っていたんだ、ということがわかるシーンの『疲れちゃったね』というセリフは、自分の中で掛けたい言葉でした」と明かしました。
三木監督は二宮さんの演技について「そこにいないタングに向かって、感情を乗せて演技をしているのが、やってもらっていてなんですけど、よくできるなと思いました」と感心。
満島さんは「二宮さんとタングの掛け合いなんて、実際にいるみたいに自然でしたよね!」と共感しました。
「ロボットと人間の友情の可能性を演じてみてどう感じましたか?」と聞かれた満島さんは「ロボットじゃなくても感情がないものに対して、愛情というのは昔から持っていたりします」と切り出し、「普段、椅子に話しかけることもあるじゃないですか」と発言。
三木監督は「あるんですか?」と興味津々。二宮さんは「めちゃくちゃあるあるみたいに言われても…」とツッコミました。
作品概要
ゲーム三昧で妻に家を追い出された、ダメ男・春日井健(かすがい けん)。わけあって無職で人生に迷子中。ある日、健の家の庭に突然現れたのは、記憶をなくした迷子のロボット。どこからきて、何のためにやってきたか分からないそのロボットは自分のことを”タング“と名乗った。
この迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きにみちた壮大な冒険の幕開けだった!大人とロボット、ふたりの迷子が世界をめぐる大冒険の先に、見つけたものとは?
映画「TANG タング」は、2022年8月11日(木・祝)に全国ロードショー。
©2015 DI ©2022 映画「TANG」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画