月9ドラマとして放送されていた『イチケイのカラス』が映画化されます。

講談社「モーニング」で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠で放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台にした、リーガルエンターテインメントです。

伝家の宝刀“職権発動” (刑事訴訟法128条【検証】に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる)を駆使し、一つひとつの事件に粘り強く向き合う、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、みちおとは対照的で、東大法学部出身で立身出世をすべく努力を惜しまず、超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)、その他個性豊かイチケイメンバーの活躍がコミカル&ビターに描かれ、視聴者を魅了しました。

みちおは傷害事件、坂間は弁護士として大企業の事件を担当!

そんな『イチケイのカラス』の映画化が決定。ドラマの最後に別れたみちおと坂間のコンビがまた帰ってくる。あれから2年後のストーリーが描かれます。

みちおが“イチケイ”を去ってから2年後。岡山県瀬戸内に異動になったみちおは、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当。事件の背景にあった近海で起きたイージス艦の衝突事故を調べていくが、航海内容は全て国家機密。伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵に挑んでいくこととなる。

一方で、みちおと共に数々の事件を裁いてきた坂間は裁判官の他職経験制度のもと、みちおの隣町で弁護士として働き、町を支える地元大企業に関わる事件を担当するが、そこにある疑惑が──。

一見異なる2つの事件に隠された衝撃の真実。それは開けてはならないパンドラの箱だった──!?

ドラマよりさらにスケールアップしたストーリーで、“法廷イチのくせ者”たちがスクリーンで帰ってきます。

みちおと坂間を演じるのは、もちろん竹野内豊と黒木華!

自由奔放なクセ者裁判官・入間みちおを演じるのは、竹野内豊さん。90年代のデビューから30年近く第一線で活躍し続け、シリアスな役からギャップのあるコミカルな役まで骨太に演じ、人気を獲得し続けています。

超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴を演じるのは、黒木華さん。ドラマ、映画、舞台で唯一無二の存在感を放ち、数々の賞を受賞しています。

2人の続投はもちろん、田中亮監督、脚本を手掛ける浜田秀哉さんがドラマから引き続きタッグを組むことも発表されました。

本作では、坂間が裁判官の他職経験制度を利用し、「弁護士」として登場。法廷でまさかの“裁判官・入間VS弁護士・坂間”の対決が勃発するか!?

映画「イチケイのカラス」は、2023年1月13日(金)に全国公開されます。

<竹野内豊 コメント>

テレビドラマの放送が終了してから、あっという間に1年が経ちます。

イチケイのカラスは、放送期間中はもちろん、最終回が終わり、随分と時間が経った後にもかかわらず、さまざまな場所で続編を望む温かいエールを本当に多くの方々からいただいておりました。

この度、映画化することにより、応援してくださった皆さまに、イチケイを再びお届け出来ることを大変うれしく思います。

田中監督率いる新たな映画スタッフ、そして新豪華キャストがオリジナルメンバーに加わり、よりパワーアップした「映画、イチケイのカラス!」をぜひご期待ください。

<竹野内豊 法廷シーンは「妙な緊張感があった」“白黒つけたい”ことは…ゴミの分別?>

<黒木華 コメント>

不器用で真っ直ぐな坂間千鶴を再び演じることができて、ワクワクしています。今回は裁判官ではなく、弁護士として関わることになるので、また新たな目線でいられますし、イチケイのメンバーだけではない、新たなキャストの方々に会えるのもすごく楽しみにしています。

みちおさんと坂間の掛け合いや、正義に向き合って成長していく坂間をスクリーンで見ていただけることを楽しみに、頑張ります。

<黒木華『イチケイ』でちょっと頑固な刑事裁判官を熱演中!「竹野内さんの存在は大きかった」>