アニメーション映画「バズ・ライトイヤー」の初日舞台挨拶が、7月1日に行われ、日本語吹き替えを担当した、鈴木亮平さん、今田美桜さん、山内健司さん(かまいたち)、りょうさんが登壇しました。
この作品は、ディズニー&ピクサーの最新作。「トイ・ストーリー」シリーズで、誰よりも仲間思いの“バズ・ライトイヤー”の、知られざるルーツを描くファンタジー・アドベンチャー。
鈴木亮平、バズ似を自認!今田美桜が指摘した“共通点”は?
鈴木亮平の“成長できた瞬間”「高校の時に1年間留学を…」
イベントでは、本作の内容にかけて、「仲間と出会ったことで、成長できた瞬間」と質問。
鈴木さんは、「仲間じゃないんですけど…」と前置きをしつつ、「高校の時に1年間だけ留学をしました。皆さんが想像するような、都会ではなくて、牛が60頭いるような牧場だったんです」。
続けて、「そこのホームステイ先のホストファミリーのご夫婦とは、未だにつながっています。4年ぐらい前にも会いに行ったのですが、その方たちとの出会いですごく変わりました。今もメールで、『こういう仕事をしているよ』と伝えると、『調子に乗っちゃダメだよ』とか『周りの人は大切にしなさい』とか」と説明。
そして、「僕は、都会のアメリカに憧れて留学を決めたのですが、行った先は、のどかな場所。隣の家が1軒しか見えない。10代の僕は、やっていけるのか不安でしたが、思い返せば、(そこでの経験で)自然を好きになったり、生き物に興味を持ったり、と。ホストファーザーが、いつも世界遺産の番組とか見ていて、その経験が今につながっている」と話しました。
今田さんは、「今の事務所にスカウトしてもらったのが、大きな変化だったと思います。そうじゃなかったら(地元の)福岡にいて、東京には出てきていないだろうと思います」とコメント。
そして、「そういう仲間との出会いは、人生が180度変わったきっかけでした。(もともと)福岡で別の事務所に入っていて、その時のポスターがきっかけで見つけてもらって、今に至ります」と明かしました。
りょうさんは、「家族を持ったことです。独身の時は、なんでも1人でやってしまって、特に困ったことはなかったんです。家族が出来てからは、人に頼ったり、守りたいものができたり、助け合って生きたりと、人生が豊かになりました」と明かしました。
山内健司「同期の芸人の仲間たちが刺激に」と言いつつも…
山内さんは、「僕は同期の芸人の仲間たちが、刺激になりました。誰かが売れそうになったら、みんなで危機感を持って、より頑張って」と回答。
続けて、「和牛、藤崎マーケット、しずる、ハリセンボンも同期なんです。知らないところで言うと、(兄妹コンビの)ビタミンSのお兄ちゃんとか、(ピン芸人の)守谷日和。守谷日和からは、一切、刺激をもらっていません」と語り、会場を笑わせました。
司会者から、「今も、同期から刺激をもらいますか?」と聞かれると、山内さんは「変わらないですね。賞レースで同期がいったりすると、刺激になります。あとは、自分がまだ出ていないテレビに出ていると、『負けたくない』と。その結果、同期の中で頭3つ抜けたんですけど。ん…4つにしておきます」と話し、さらに会場を笑わせました。
また、イベントではオリジナル版の声優を務めた、クリス・エヴァンスさん(バズ・ライトイヤー役)と、タイカ・ワイティティさん(モー・モリソン役)からのサプライズメッセージ映像が。
鈴木さんは、「吹き替えをするときに、クリス・エヴァンスさんの元々入れているセリフも研究したので。ようやくちょっとお会いできて、感無量です」と感謝。
最後に、バズ・ライトイヤーのセリフ、「無限の彼方へ、さぁ、いくぞ」の掛け声に合わせて、鏡開きを行い、イベントは締めくくられました。
作品概要
有能なスペース・レンジャーのバズは、自分の力を過信したために、1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。
地球に帰還するために、バズは猫型の友だちロボットのソックスと共に不可能なミッションに挑む。
その行く手には、ずっと孤独だったバズの人生を変えるイジーや個性豊かな仲間たちと、思いもよらぬ“敵”が待ち受けていた…。
映画「バズ・ライトイヤー」は、全国公開中。
©2022 Disney /Pixar. All Rights Reserved.
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン