現在、CS放送フジテレビTWO・フジテレビTWOsmartにて放送・配信中の新感覚グルメガイド番組『純喫茶に恋をして』。
本作は、売れない漫画家の烏山純平(戸塚純貴)が毎回迷い込む純喫茶で妄想を膨らませる様子を描きながら、純喫茶の雰囲気やグルメを紹介していくドラマ形式のグルメガイド番組。
自らの才能の枯渇に愕然としながらも、クスッと笑える妄想を繰り出す純平の姿や、その妄想が番組後半で覆される展開が人気のドラマだ。
フジテレビュー!!では、7話、8話の撮影現場に密着!主演を務める戸塚純貴を中心に現場の様子を動画とともにリポートする。
純喫茶の店内に興味津々!撮影の合間は笑いが絶えない和やかさ
まず編集部が取材に訪れたのは、東京・平井にある純喫茶「ワンモア」での撮影(第8話)。漫画家としての才能に疑問を感じ、諦めて実家に帰るべきなのか悩む純平が、ひたむきに就活を頑張る女性(注:純平の妄想内で)と出会うシーンだ。
自分がカメラには映らない場面でも、現場の片隅で自分の芝居を確認したり、台本を読み返したり。真剣な表情を見せる戸塚。
一方で、撮影の合間には、店内に置かれた年季の入った冷蔵庫やレジなどのインテリアや小物を興味津々に見つめる姿も。そのノスタルジックな店の雰囲気が気に入ったのか、「(お店の雰囲気が)ちょうどいいですよね。作業もできそうだし」などとスタッフと談笑。先日公開したインタビューでも語っていた“純喫茶愛”がウズウズしているようだった。
また、エキストラが急きょ支払いに立つ芝居をすることになるも、そのエキストラが小道具としてお金を持っておらず、「1000円札がない!」と慌てるスタッフ。すると、戸塚が「これ…」と自身が持つ財布を取り出す優しさを見せる!
…と思ったのもつかの間、「あ、(お金が)入ってないや(笑)」とボソリ。現場を爆笑で包んだ。
続いて取材に訪れたのは、東京・本郷にある純喫茶「金魚坂」での撮影(第7話)。金魚釣り体験をするシーンだ。
「金魚坂」は、金魚や錦鯉の卸問屋が営む純喫茶のため、店の外には売り物の金魚の入った水槽が所狭しと並ぶ。そして、店内にはポストカードや手ぬぐいなどといった金魚グッズがズラリと並べられていた。
金魚釣りをする場面の撮影前には、「あれボスだ!あれ釣りたい!」と、鯉を指さしハイテンションだった戸塚。本番では、釣る“フリ”で撮影する予定だったものの、金魚を釣り上げるミラクルが。「釣れちゃった!」と誰よりも驚いた表情を見せていた。
店内での撮影では、突然「いらっしゃいませ」と店員に声をかけられるカットで大げさに驚いてみせたり、リハーサル中にヒロインと同じテーブルに座ってみたり。随所にボケを織り込んで笑いを誘い、常に現場を盛り上げていた戸塚だった。