世の中には現実世界を描いているにも関わらず、テレビや映画、漫画など創作物の中でしか遭遇しないセリフや出来事があります。

例文はまさにその一つで、他にも「お集まりいただいたのは他でもありません、犯人が分かりました」とリビングに呼び出されたり、「お、お前の隣が空いているな。校内案内してやれ」と可愛い転校生の校内案内を唐突に任せられたりすることはまずありません。

現実で使うタイミングのない例文で勉強して、ライバルに差をつけましょう。

今週は「怪しい奴」というフレーズを英語でご紹介。

「すみません、この辺で怪しい奴を見かけませんでしたか?」

これを英語でいうと…

“Excuse me, have you seen a suspicious person around here?”

Point:suspicious person =怪しい奴

ビジネスなどの場ではなく、ちょっとしたスラングを使える場面では、“sketchy”と“dodgy”という言葉がよく使われます。

“Sketchy”はアメリカで、“dodgy”はイギリスなどで使われる「怪しい」を意味する言葉で、こちらの方が普段の会話では使いやすいかもしれません。

ご存知の人もいるかも知れませんが、アメリカ英語とイギリス英語は同じ英語でも単語すら違う言葉も多く、
「スニーカー」はアメリカ:Sneakers、イギリス:Trainers
「セーター」はアメリカ:Sweater、イギリス:Jumper
「オートバイ」はアメリカ:Motorcycle、イギリス:Motorbike
「フライドポテト」はアメリカ:Fries、イギリス:Chips
「レジ」はアメリカ:Teller、イギリス:Cashier
と米英で全く違います。

これに和製英語も交じると…、言語を覚えるのって大変ですね!

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