戦国アクションゲームソフト「仁王2」の完成発表会が3月11日(水)に都内で行われ、作中にキャラクターとして登場する竹中直人と波瑠が登壇した。

忙しくなければ、ほぼ日課のようにゲームをやり込んでいるという波瑠は、同業者から外国人まで、幅広いゲーム友達とのオンラインプレイを楽しんでいるそう。

「“仕事終わりに行ったら友達が絶対にいるバー”みたいな感覚でゲームをしています(笑)。友達と(ヘッドセットを使って)話しながらプレイするのが好きです」と語り、竹中も「波瑠がゲームしている姿、全然想像つかない!」と驚きの表情を見せた。

ゲームの醍醐味である“戦場での緊張感”にちなみ、トークテーマは「今までに最も緊張した瞬間」に。

最近、山田孝之と齊藤工との共同監督映画「ゾッキ」を撮り終えた竹中は、監督それぞれのアイディアを融合させて作り上げるシーンの撮影で「お互いの心を探り合うような、微妙な緊張感が常にあった」と、共同監督ならではの苦労を語った。

波瑠は、数年前にNHKの連続テレビ小説のヒロインの座を勝ち取ったオーディションを振り返り、「最終審査まで終えて結果待ちの時、『もう一度審査したいから大阪に来て』と言われて。何をするのかなと思いながら向かったら、それがヒロイン発表の記者会見の場で、パニックになるほど緊張しました」と、当時のエピソードを明かした。

もう一つの醍醐味である“強敵を倒す達成感”にちなんだテーマ「今までに最も達成感を感じた瞬間」のトークでは、波瑠も出演した2009年の竹中直人監督映画「山形スクリーム」の話に。

約2ヶ月の山形ロケの間、天候に恵まれずほぼずっと雨に降られたという。それでも臨機応変に対応し、最後は真っ青な夏の空のもと撮影を終えられたという共通の思い出で盛り上がった。