「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」や「シェイプ・オブ・マイ・ハート」など、不朽の名曲の数々を世に送り出してきた、ロック界の“生ける伝説” スティング(73)。

これまでのアルバム総売上枚数は1億枚以上。グラミー賞を17回受賞しているレジェンドですが、73歳の現在も“現役バリバリ”で活躍中。
9月12日から、新たな3人編成バンド「スティング 3.0」としてジャパンツアーを行っています。
9月15日に行われた有明アリーナでの公演の直前、「サン!シャイン」の谷原章介キャスターが直接インタビューをすることに!

谷原章介キャスター:
失礼します Hello, Nice to meet you.
谷原章介が聞いた 詩へのこだわり

谷原章介キャスター:
僕、初めて買ったCDアルバムがスティングさんの「ナッシング・ライク・ザ・サン」でして…、お会いできることを本当にすごく待ち望んでいました。
詞はどんな時に思いついたり、書いたりするんですか?

スティング:
ずっと文学に興味がありまして…、私は以前、英語の教師でした。詩を教えていたので、言葉が大好きなんです。ですから私にとって歌詞はとても大切です。「文学的な曲を書きたい」それが私の野心なのです。

谷原キャスター:
今の音楽、例えばK-POPとかEDMというのは(スティングさんから見て)どういうふうに映っていますか?

スティング:
すばらしいことに、今や世界中のすべてのカルチャーがそれぞれのポップミュージックを生み出しています。当然のことです。それらはすばらしい音楽です。
‘50年代や’60年代はアメリカとイギリスがポップミュージックを独占していたように思いますが、それはもう終わりました。
ですから私たちは、より公平な場で競い合わなくてはなりませんが、それはいいことです。
モダンミュージック(現代音楽)は刺激的で、エキサイティングで、挑戦的だと思います。
73歳現役!健康の秘訣は?
73歳の現在も精力的に活動を続けている、スティングさんの健康の秘訣とは?

スティング:
私にはルーティンがあります。例えばここ東京では、とても早くに起きて皇居の周りを歩きます。距離は4マイル(約6.4㎞)歩きます。すてきな散歩です。私は皇居の建物が大好きでして、一日をスタートさせるための素晴らしい方法です。
それからコーヒーを飲み、泳ぎに行き、それからジムに行きます。その後、仕事に行きます。それだけです。
ライブ前に、貴重な話を聞くことができた谷原キャスター。

最後にとっておきのお土産をもらっちゃいました。

谷原キャスター:
実は、Tシャツにサインを書いていただいたんですよ!
中学生の時からずっと憧れていたスティングさんに会えて、本当に感無量で。
「スティング 3.0」の公演では、1万5000人の会場、サポートミュージシャンも誰もいなくて3人で沸かせられる。改めてもっともっと好きになっちゃいました。ありがとうございました!
(『サン!シャイン』2025年9月19日放送より)