映画「キングダム2 遥かなる大地へ」の完成報告会見が、6月14日(火)に行われ、山﨑賢人さん、橋本環奈さん、清野菜名さんらキャスト陣が登場しました。

本作は、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(しん/山﨑)と、中華統一を目指す若き王で、後の秦の始皇帝・嬴政(えいせい/吉沢亮)を壮大なスケールで描いた物語。

原作は、原泰久氏による漫画「キングダム」(集英社)で、2006年より「週刊ヤングジャンプ」にて連載開始。2019年に実写映画が公開され、今回はその続編となります。

山﨑賢人「簡単な撮影ではなかった」

冒頭、山﨑さんは「簡単な撮影ではなかったですが、成長したシーンを見せるためにみんなを引っ張っていくような気持ちで、楽しみながらやらせていただきました」とあいさつ。

また、「(山﨑)賢人とは、この仕事を始めた頃から親交がある」と話す岡山天音さんは、「賢人がみんなと築き上げてきた、この“船”の仲間として認めてもらえるように気合を入れて臨みました」とコメント。

豊川悦司さんは「先日、舞台『千と千尋の神隠し』を観て、隣にヒロインがいるのでドキドキしています」と、橋本さんを見ながら微笑み、笑いを誘いました。

続いて、原作者・原さんからのメッセージが読み上げられました。「まずは何よりスケール感に圧倒されました。信が経験する初めての戦場の迫力が、そのまま味わえます。涙なしには観られませんでした」

原さんの言葉に、山﨑さんは「うれしいですね。本当にうれしいです。原先生が映画のオリジナルシーンを考えて、撮影するにあたって絵コンテを書いてくれて。その熱量に気合が入りました。めちゃめちゃいいシーンです」とニッコリ。

そして、残念ながら報告会を欠席した吉沢亮さんからもメッセージが。

「前作にも増して、とてつもないスケール感で終始圧倒させられました。特にアクションがすごかった。信の細胞ひとつひとつに宿った、1ミリも妥協のない動きが、この世界観に説得力を与えていた。やっぱり山﨑賢人すげぇ!新キャストのみなさまも本当にすごくて、どのシーンを切り取っても画力が半端なかった」

山﨑さんは「うれしいですね。前作のときに一緒に頑張って。今回は一緒に撮影する機会は少なかったのですが、最初に吉沢亮と環奈ちゃんとのシーンから撮り始められたので…うれしいです」と、感無量といった様子。

清野さんは、自身が演じた羌瘣(きょうかい)について「過去に色々あって、背負っているものがすごく大きい。その背景を大事に、撮影に挑もうと思っていたので、先生が喜んでくださってよかった」と、笑顔を見せました。