『僕の大好きな妻!』より、落合モトキさんのコメントが到着しました。
百田夏菜子(ももいろクローバーZ)さんが初主演を果たす、土ドラ『僕の大好きな妻!』(東海テレビ・フジテレビ系)は、発達障害と診断された妻・北山知花(百田夏菜子)と、夫・悟(落合モトキ)が前向きに生きる、ささやかな日常を描いたラブストーリーです。
第1話が放送されると、Twitterでは、「難しいテーマだけどすごく丁寧に描かれてる」「ストーリーも演技も引き込まれた」「とにかく夫婦がかわいい!」などのコメントのほか、「このドラマで発達障害のことを知ってくれる人が増えるといいな」など、企画自体を評価する声も見られました。
第2話では、知花が結婚指輪をなくしたことで、二人の気持ちにすれ違いが生じることに…。
そんな知花の夫・悟を演じるのが、落合モトキさん。これだけ真っ直ぐな青年の役は、初めてだという落合さんに話を聞きました。
<百田夏菜子 発達障害のある妻役で連ドラ初主演「知花とともに精一杯生きたい」>
いつも知花の背中を支えていられるようなポジションで
<落合モトキ コメント>
――この役のオファーがあったときは、どう思いましたか?
知花と悟のような「純度100パーセント」の夫婦役は初めてなので、そこは楽しみだなと思いました。
それと、このドラマでは、「大人の発達障害」が大きなテーマ。全体としては明るく楽しく見ていただける内容ですが、テーマとしては深いんですね。
そこはきちんと向き合っていかなければいけないし、実際にテレビの向こうで当事者の方が見てくださっているということを、いつも意識しながら演じています。
あまり暗くならずに、いつも知花の背中を支えていられるようなポジションでいたいですね。
――百田夏菜子さんの印象は?
テレビなどで10年くらい前からずっと見ていた方なので、「あ、お会いできるんだ」というのが最初の感想です。
実際に撮影が始まって、百田さんが現場に入ってこられると、パッと雰囲気が変わりますよね。現場全体の士気も、一気に上がるような気がします。
役の上で悟は、知花を支えるような存在だけど、現場では百田さんがいることでとても助かっています。というか、いつも助けられています。
今回のドラマで、百田さんは撮影シーンが多いんですけれど、なおかつ「ももクロ」のツアーも並行して行われているので…。
彼女の前では「撮影で忙しい」なんて、とても言えません(笑)。
漫画工房の現場は家族みたい
――落合さん演じる悟は、漫画家のアシスタント。演じてみての感想は?
ネーム書き(構成を考えてコマ割りを決めたり、セリフを考える作業)など、想像以上にやることの多い職業ですよね。
しかも、ペンと紙と自分のアイデアだけを使って、ゼロから1を作り出す職業なわけで、それってやっぱりスゴイなって思いました。
漫画家のアシスタント役は今回が初めてです。ドラマでのアシスタントのメンバーもみな初めてなので、空き時間にペンを握ってカリカリと練習して撮影に臨んでいます。
やっぱりわかっている人が見たときに「全然できてないじゃん」と思われないよう、プロに見えるように。
自分自身でも漫画はよく読みます。好きなのは、主人公が成長していく漫画で、石塚真一さんの「BLUE GIANT」が特にお気に入りです。
――漫画工房のみなさんや、撮影現場の雰囲気は?
とても楽しい現場です! みんないい人だし。
野村萬坊役の小倉久寛さんがお父さんで、アシスタント仲間は、四きょうだいという感じですね。
徳重聡さんが一番上のお兄さん。結城モエさんと古川毅くんは、役の上でも実際も年下なので、僕が演じる悟は、次男というポジションだと思うんですけど、演じていて「もしかすると自分が末っ子かも…」と感じる瞬間が結構あります。
みなが心配してくれたり、手を差し伸べてくれる場面も多いので(笑)。
結婚指輪をなくされたら「ネタ」にするしかない!
――知花と悟のような夫婦関係をどう思いますか?
すごく憧れますよね。でも、悟のようになれるかなぁ。
僕自身は一人になりたいときもあるので、あれだけ人と接することのできる悟はすごいなぁと思います。
自分の理想としては、趣味の合う人がいいですね。それと、必要なときにそばにいてくれる人がいいんじゃないかと思います。
――第2話では、知花が“結婚指輪”をなくしてしまいますが、もし落合さんなら、どんな対応を?
そもそも、自分が結婚指輪を買うのかどうかさえ、イメージできないんですが…もし買ったとして、悟のようになくされてしまったら…。
これはもう、「ネタ」にするしかないですね!
「いやぁ、奥さんに結婚指輪をなくされちゃってさ」みたいな感じで。「ちゃんと怒る」というのも考えたんだけど、やっぱり怒れないですよね、そこはさすがに…。
結婚指輪って、まさに夫婦の愛を形にしたモノ。でも、その愛の形をなくされたとしても、それがすべてではないと思います。
自宅で飼っている猫二匹が安らげる存在
――落合さんにとって「安らげる存在」とは?
猫です!自宅で二匹飼っています。
どちらも雑種で、「バンバン」と「チューちゃん」と名づけました。色は、白黒とグレーで、休日は彼らと遊んでいますね。床に寝ていると、そっと寄ってきたりして…。
「予期せぬタイミングの猫」ほど、テンションの上がるサプライズはありません。僕の帰宅を待っていてくれる、安らげる存在ですね。
ドラマを見ていただくとわかるのですが、実は、北山家は猫を飼ってはいないけど“猫グッズ”が多いんです。
最終回までに、猫を飼うことにならないかな…。そこは、乞うご期待!ですね(笑)。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
知花が発達障害とわかり、第2話からはいろいろなことに夫婦で向き合っていくことになります。
そんな二人の成長が、このドラマの見どころのひとつだと思います。できないことは悪いことではないし、できなくて当然ということもあるじゃないですか。それを踏まえた上で、周囲を巻き込みながら成長していく二人を温かく見守っていただけたら…。
土曜の夜に一人で見てもらうのもいいんですが、誰かと見るのも思いを共有できて楽しいんじゃないでしょうか。
それと、もしケンカをしている最中のご夫婦だったら、これを見て仲良くなってもらいたいですね。
「言いたいことはちゃんと言おう」とか、「ケンカをするのも、仲良くするため」みたいなメッセージを、このドラマを通じて見ているみなさんに伝えていきたいですね。
百田夏菜子さん主演『僕の大好きな妻!』第2話は、6月11日(土)24時より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
<第2話あらすじ>
贈られたばかりの結婚指輪をなくしてしまった知花(百田夏菜子)。
発達障害の特性のせいだと気にしないつもりの悟(落合モトキ)だったが、気持ちはモヤモヤ。知花も、悟の本心を気にしてモヤモヤモヤ…。
そこに悟の同僚・河口(古川毅)が転がり込んできて大騒動に。同棲中の彼女・綾菜(阿部純子)とケンカしたというが、河口の自分勝手な言い分に、漫画工房の佐竹(徳重聡)、ゆみ(結城モエ)からは総スカンで…。