女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
3月27日(金)の放送では、話題の書籍「『育ちがいい人』だけが知っていること」の著者・諏内えみ氏からのアドバイスなども絡めながら、「品位が疑われる!?ガッカリな行動」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈アナ、千秋、カンニング竹山、ユージ、熊田曜子、婦人公論元編集長の三木哲男が徹底討論した。
まず登場したのは「初デートの時に、彼女がレストランで自分のコートをたたみもしないでバッグに押し込んでいた」という20代男性からの“ガッカリエピソード”だ。
「意外に品よく育ってきた」という竹山は、「女性にそんなことをされたら、親のことまで嫌いになる」と断言。千秋も「娘がそんな行動をしていたら叱る」というが、熊田と三上アナは「やっちゃうかも」と女性の行動に理解を示した。
諏内氏によると、コートには花粉やホコリが付いているので、身頃部分を裏に返して、袖が内側に収まるようにたたむのがスマートなマナーだというが、三上アナは「本当にそんなことする人がいるの?」と“気にしない女子”全開の反応に。
番組公式SNSには「品が良いと思われたいけれど、なかなか難しい」「家庭の常識が世間の常識とは限らない」など三上アナ寄りの立場からの意見のほか、「男性って、意外とそういうところを見てるんだよね」という指摘も見られた。
また、「ママ友の家から帰る時、振り返ったらママ友は既に家に入っていた。相手が見えなくなるまで見送るのがマナーでは?」という30代女性のエピソードについては、竹山が「自分が送られる側なら、相手が見送っていてくれて悪い気持ちにはならない。ビジネスシーンならその好印象がお金につながる」と熱く語った。
しかし三木は「いつまでも見送られていると辛いこともある」と本音をこぼし、熊田は「ママ友なら子どものこともあるから見送る必要はないし、去る側が『ここでいいよ』と声をかければいいのでは?」と、見送られる側の上手な配慮の仕方を提案した。
ほか、「姉の家で食事の時におしぼりを探していたら、おしりふきを勧められて嫌な気持ちになった」という20代女性のエピソードに対しては、竹山は「絶対にNG。トイレットペーパーがダイニングに置いてあったり、キッチンで歯磨きしたりするのも耐えられない」と拒否反応を。
一方、千秋と熊田、ユージが「独身時代は気になったかもしれないけれど、子育てしたら気にならなくなった」と姉の行動をフォローした。
「おしりふき問題」はSNSでも盛り上がり、「おしりふきは万能」「中身はウェットティッシュだから!」という声が多数集まる一方、「ちょっと抵抗ある」という声も挙がった。
うっかりやってしまいがちなこの行動、マナーがよいのはどちら?
番組では、「『育ちがいい人』だけが知っていること」の中で紹介されているマナーについてのクイズも出題された。
まずは、「玄関で靴を脱ぐときのマナー」。「A=正面を向いて家に上がってから脱いだ靴を揃える」「B=最初から後ろ向きで靴を脱ぐ」。正しいのはどちらだろうか?
正解は、A。スタジオの一同も正解はしたが、「自宅でやってるのはB」という意見も出た。
次は「濡れた傘を持つ時のマナー」。傘の柄の向きひとつで、傘の先の向きが変わるのだという。
こちらの正解は、B。Aのような持ち方をしてしまうと、傘の水滴が他の人にかかってしまう恐れがあるからだ。濡れた傘は、混雑している場所でのトラブルのもとにもなるので、注意したい。