ある日、西園寺製鉄の社長・西園寺一蔵(金田明夫)から直々に弁護依頼の電話を受けた剣持麗子(綾瀬はるか)は、喜々として篠田敬太郎(大泉洋)と森川紗英(関水渚)を連れ、一蔵の屋敷へと向かう。
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屋敷に到着すると、家の前には野次馬が集まっており、警視庁捜査一課の刑事・橘五郎(勝村政信)らの姿もあった。
一蔵が死体で発見されたのだという。
風呂場で倒れている一蔵を発見したのは、長男の渉(駿河太郎)。
鑑識によれば死亡推定時刻は12時間ほど前だというが、麗子が一蔵と話したのは今朝の8時、つまり3時間前のことだった。
不可解な出来事に麗子たちは首をかしげる。
一方、一蔵の高価な時計が無くなっていることに気づいた渉は、父に勘当された弟の恭介(石垣佑磨)が盗んだに違いないとつかみかかって…。