フジテレビ・フィギュア班が取材動画を毎日配信!Vol.5

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カナダ・モントリオールで開催予定の「世界フィギュアスケート選手権2020」が中止に。シーズンのクライマックスの舞台は失われ、様々な活動も停止する状況になってしまったが、来季までの想いを繋ぐべく、フジテレビ・フィギュア班が取材した動画が3月23日から毎日配信されている。

シーズン中に放送しきれなかったインタビューや取材動画、特別動画が続々と登場するので、フジテレビュー!!でもその内容を紹介していく。

「自分が知らない自分の良さを知りたい」

【世界ジュニア2020 女子シングル14位】川畑和愛インタビュー

2020年3月2日~8日までエストニアのタリンで行われた「世界ジュニアフィギュアスケート選手権2020」に2年連続で出場し、女子シングルス14位となった川畑和愛(かわばた・ともえ)選手に、試合翌日の3月8日に話を聞いた。

――試合から一夜明けての気持ちは?

すごく悔しいです。滑る前は「できる」という気持ちが強かったのに、最初のジャンプでミスしてしまって…。跳ぶ前にミスするということが頭になかったので、ミスしたことにびっくりしてしまいました。

そのあとのループはしっかり決めたんですが、やっぱり動揺が残ってしまって、リカバリーができなかったのかなと思います。

――来シーズンはシニアの舞台へ転向しますね

いつでも自分のできることを出し切れる強い選手になりたいです。これから4回転やトリプルアクセルを跳ぶ選手もどんどん増えてくるので、自分も新しいジャンプに挑戦していかないといけないと思っています。

――挑戦したいプログラムは?

今までは自分から曲とか(アイデアを)出すことが多かったんですけど、今は“周りから見た自分”も知りたいなと思っていて、曲は振付師さんにお願いして決めています。

自分が好きなものだけを踊っていくのではなく、自分が知らない自分の良さっていうものを知ることができたらなと思います。

昨年12月「全日本選手権」では初の表彰台

動画では、昨年12月に行われた「2019年全日本選手権」に出場したときの様子も紹介。持ち味の大きなジャンプと優雅な演技で3位となり、初の表彰台に輝いた川畑選手は、当時「“自分がやりたい”という気持ちを一番強く持てた」と語っている。

動画では制服姿で笑顔も

この春、高校を卒業し大学生になる川畑選手。インタビューの後半では、新しい環境での意気込みや、今後どんな選手になりたいかも明かしている。

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