<鈴木おさむ コメント>

2022年、当時公開された『トップガン マーヴェリック』を見て、日本でも80年代90年代の名作ドラマの続編が作れるのではないかと思ったときに、降ってきたのが『101回目のプロポーズ』の続編でした。
あの星野達郎に綺麗な娘さんがいて、その娘に星野達郎並みにフラれ続けた男がプロポーズする恋の物語…そんな物語も同時に思いつきました。しかも、霜降り明星のせいやとは、僕が作演出の舞台で役者さんとして仕事をして、いつか彼と映像で…と思っていたのです。
そんな思いつきを自分の中で膨らめていき、2023年に栗原(美和子)プロデューサーに話しました。当然、そんなことできないだろうと思って伝えたところ、栗原Pが頑張って、時間をかけて制作OKにしてくれたのです!
本当は、僕が引退前に作りたかったけど、やはり、レジェンド作品ですから。時間をかけてみんなで作っている間に、今になりました。
僕が19歳のときに放送された『101回目のプロポーズ』は、僕に大きな衝撃を与えてくれました。いつか、こんな物語を作りたいと強く思いました。
あれから34年の歳月を経て、こんな素敵な物語を世に出せることを、誇りに思います。ドラマ『101回目のプロポーズ』でドキドキした人たちも、この物語を知らなかった人たちにも、期待していただきたいです。