<永野&井口浩之&お見送り芸人しんいち コメント>

左から)永野、井口浩之、お見送り芸人しんいち

――今後の『マルコポロリ!』に期待することは?

井口:なんでレギュラー陣じゃなくて、僕らに聞くんですか(笑)?知らないですよ。放送期間が20年で、僕らが出るようになってから4年くらい。今の形になる前のワイドショー時代は知らないですし、またそっちの路線に戻るかもしれないですから。

永野:うまみがなくなって飽きたら捨てられるんですよ、どうせ。でも、今こういう番組が少ないですから、このまま盛り上がっていったらいいなと思います。真面目な話、芸人が賞レースとかでしか(世に)出られない時代に、人柄で出られるのはたぶんもう『マルコポロリ!』しかないと思うので。

井口:何人か東京とかで面白いと言われた芸人たちがここに来て、爆発してくれればいいですけどね。

しんいち:僕は逆に『マルコポロリ!』で死んだ芸人をもう一度集めてほしいです。サツマカワRPGとか、口笛なるお(わらふぢなるお)は、1回ここで死んだんですよ。その辺が生き返るのか、マジでやってほしいです。

永野:それ、俺もさっき本番で言いたかったのよ!あと、『さんまのお笑い向上委員会』に出たことで「『マルコポロリ!』も大丈夫ですよね」ってなっている芸人をかわいがってほしいです。違うぞって、ここに呼んで叩(たた)きのめすっていうのをやってほしいですね。(『マルコポロリ!』と『さんまのお笑い向上委員会』は)形として芸人のバトルというところで似ていると思うんですけど、流派がちょっと違うので。「向上委員会で通用したのに『マルコポロリ!』では通用せん!」っていうのをやってほしいですね。どっちが上という意味じゃないですよ。流派が違うんで。ちょっと自画自賛で、我々はどっちとも戦ったんです。ハイブリッドなんです。

「用意した言葉じゃなかったのがハマりました」(永野)

――『マルコポロリ!』に、ここまでハマった要因は?

永野:僕は最初、あんまりハマらなかったんですよ。でも、しんいちと出た回(2022年7月24日放送「グレープカンパニー徹底解剖SP」)は、本音でいくしかない状況まで追い込まれたから、ハマった感じはしました。追い込まれたから、言うしかないですよ。用意した言葉じゃなかったのがハマりました。

井口:僕は、違う番組で東野さんと毎週ご一緒して、いろいろとイジってもらっていたんです。その割には全然『マルコポロリ!』に呼ばれないなってイライラしてたんすけど「ともしげ(モグライダー)さんの回(2022年4月3日放送「モグライダーと仲間たち・東京芸人友情物語SP」)に紹介役として出てくれ」って言われて。

そこで、東野さんがいつものイジリをして盛り上がったら(番組サイドが)「はい、見つけました」みたいな顔をしているので、今でも恨んではいます。何をお前が見つけたみたいな顔をしているんだと。『マルコポロリ!』出身みたいな扱いをされるけど、出身ではないですから。(自分にとっては、数ある番組の)1番組なんです。別にここで特別、何かあったわけではないと思ってるんですけどね。

しんいち:僕は、永野さんに近いんですけども、それプラス台本を作らずに行ったことも、ハマった要因かなと思います。台本を作ってくる芸人がめっちゃおるんです。でも、東野さんには本当にバレるから「おまえのそれ、なんか作ってきたやつな」みたいな感じになっちゃう。それを、1回捨てた時期があって、自分でしゃべろうと思ってたらたまたまうまいこといっただけの話です。

井口:あれ、本当になんなんでしょうね、東野さんに「最近どう?」って聞かれて「ギャグやっていいですか」っていう芸人。見たくないよ、会話をしてくれよって思いますよね。

しんいち:サツマカワとかね。『マルコポロリ!』に出たあと、新大阪駅から泣きながら帰ったんですよ。

井口:新大阪の駅でもまだ涙が乾いてなかったんじゃないかな。

永野:サツマカワは、あっち(東京)ではカリスマですからね。そういうこともあるんです。

しんいち:なんやかんや文句を言いましたけど、僕は『マルコポロリ!』から仕事が増えたんで、感謝しています。

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