10月5日(日)、東野幸治さんがMCを務める『マルコポロリ!』が放送されました。
ゲストとして、銀シャリ(鰻和弘さん、橋本直さん)、笑い飯(西田幸治さん、哲夫さん)、兼光タカシさん。芸人リポーターとして、ほんこんさん、メッセンジャーあいはらさん、シャンプーハット(恋さん、てつじさん)、ドーナツ・ピーナツが出演。
MCは、東野さん、高橋真理恵カンテレアナウンサーが務めました。
悲願の上方漫才大賞の“大賞”を受賞した銀シャリ
今回は、「銀シャリ 祝!上方漫才大賞おめでとうSP」と題し、YouTubeなどで後藤輝基(フットボールアワー)さんが指摘し話題となった、銀シャリに対する“過小評価問題”に迫りました。

東野さんが「ドーナツ・ピーナツから見て銀シャリ兄さんはどうなの?」と話を振ると、ピーナツさんは「ホンマにスゴイです。どこ行ってもウケている。というか、スベっているのは一回も見たことがなくて。若手もみんな(舞台)袖で(銀シャリの漫才を)見ているんですよね」と尊敬の眼差し。ドーナツさんも、それに大きくうなずきました。
満面の笑みを浮かべる銀シャリの2人。すると、東野さんから促され、橋本さんは「恥ずかしいんですけど(笑)、僕らが過小評価されていると。漫才番組で『続いては、銀シャリが登場!』ってCMまたいでもいいくらいの現役最強の漫才師や。もっと注目されてもいい。バケモンやって(笑)」と、照れつつも、後藤さんのYouTubeでの指摘(要点)を紹介。
鰻さんも「動画が上がる前にも、ルミネの楽屋とかでも言うていただいてたんで、本当にありがたいなって」とつけ加え、偉大な先輩からの高評価に感謝しました。
恋さんは「(銀シャリの)漫才はすごいですよ。僕らより、ベテランみたいで。まず、声がめちゃくちゃいいんです。マイク通しても2人の声がめっちゃ入ってくるから、聞き心地がいいんですよ」と舞台映えの素晴らしさを称賛。
メッセンジャーあいはらさんは「ちゃんとしたことを言いましょうか」と表情を引き締めたうえで、「NGKでは結構、銀シャリの次にメッセンジャーっていう順番があるんですけど、銀シャリがめちゃくちゃウケたあとになるんで、僕はネタの入りとかすごく気にするんです。正直言うて、出て行くまでにめっちゃ時間かけたりするんですよ。お客さんの余韻を消すために」と告白。
これを聞いた本人たちは「え~っ!」「うれしいっ(笑)!」と、絶叫と言ってもいいほどの喜びよう。
西田さんは「小っちゃい子からお年寄りまで得意な層が広くて、確実にウケるんですよ。あと、お客さんを巻き込んで笑いを大きくしていくのがすごく得意で…」と分析。
哲夫さんも「基本的に、彼らはセンターマイクのところで、そんなに派手に動いたりとかせず立ちしゃべりっていう、みんなが憧れるような漫才スタイルやし、僕ら笑い飯も両方ボケたり両方ツッコんだりして話題にしてもらうんですけど、彼らもよう聞いていたらどっちがどっちか、たまにわからんようになるんですよ。そこが異空間になってまた面白いっていうところがあって。だから、何でもできる人たちです」と、褒めちぎりました。
銀シャリの2人が「あんまりちゃんと言っていただく機会もないですから…」と照れまくるなか、あいはらさんは「大絶賛やなぁ(笑)。珍しいな『マルコポロリ!』で」と大笑い。
これに、東野さんは「大絶賛、珍しいねぇ。『マルコポロリ!』、は苦しんでいる芸人さんを突き落とす番組やから(笑)」と、この日はあまり出番のなかった“白い悪魔”としての笑顔を見せたのでした。
『マルコポロリ!』2025年10月5日(日)放送より