トム・クルーズが4年ぶり来日！36年ぶり「トップガン」制作理由を熱弁 | めざましmedia

トム・クルーズさんが主演を務める映画「トップガンマーヴェリック」の来日記者会見が5月23日（月）に行われ、トムさん、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーさんが登壇しました。

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【写真】4年ぶり来日！笑顔で手を振るトム・クルーズ

前作の「トップガン」から36年ぶりの続編となる今作。主演のトムさんは、約4年ぶり、24回目の来日となります。

会見に臨んだトムさんとジェリーさん。

トムさんは冒頭、「ジェリーと私で、前作を作って36年が経ちました。みなさんにこの作品を見せることが出来るようになり、とても嬉しいです。こうして、また皆さまの前に来ることができて、とても感慨深いです。ありがとうございます」と挨拶しました。

前作の戦闘機のシーンでは、使える映像はトムだけ？

36年ぶりの続編制作について「なぜ作ったのかというと、ファンの皆さんのために作りました。何十年もの間、多くのファンの方に続編を期待されていたのですが、私にはまだ準備ができていなかったんです」と語ったトムさん。

「『ジェリーと一緒に仕事をして、この作品を作り上げたい』という思いがありましたし、『観客の皆さんに、戦闘機のコックピットに乗っているような感覚になる作品にしたい』という思いもありました。そして、すべての要素が揃ったので、制作することができました」と説明しました。

また、「本当にF-18（劇中で使用されている航空機の通称）の中にいるような体験ができる作品になっています。私たち2人は、ストーリーに対する愛と、シネマに対する愛を持っています。そして、キャラクターが中心になる作品になっています」と強調。

そのうえで「観客の皆さんには、目にしたことのない体験をお届けできると思っています。ただ映画を作るようなことはしません。私は映画を作る際には、限界を超えれるように、ジェリーと一緒に作りました」と自信をのぞかせました。

ジェリーさんは、「トムと一緒に仕事をするときは、リアルなものを作らないといけない。トムは、自分自身で免許を持ったパイロットです。そして、トムは3ヵ月間のトレーニングプログラムを作り、俳優たちもF-18に乗れるように、トレーニングを受けました」と明かしました。

その際に、G（重力加速度）に慣れるため、7～8G（自分の体重の7～8倍の重さ）に耐える訓練をしたそう。

ジェリーさんは、「前作の『トップガン』の時は、俳優たちをF-14に乗せました。でも、使える映像はトムのだけで、他の俳優たちは、吐くか、失神するかのどちらかでした。今回は、俳優たちが海軍のパイロットのように実際に乗っているんです」と明かし、トムさんは嬉しそうな様子。

トムさんは、ジェリーさんについて、「最高のプロデューサーです。私は若い俳優だったころに、彼から多くを学び、素晴らしい経験をさせていただきました。彼のキャリアを見れば、どれだけすごい人なのかわかります。最高峰で最先端な作品を、何十年もの間、作り続けています。ジェリーの映画の情熱も冷めることなく、さらに熱くなっていると感じます」と絶賛。

そして、「（出演した）キャストも本当に頑張ってくれました。今回は残念ながら、ここに来ることができなかったのですが、本当に私たちは彼らが大好きです」と労いました。