諸事情により、元上司の津々井君彦(浅野和之)から大手食品会社・ヒグマ食品の案件を引き継ぐことになった剣持麗子(綾瀬はるか)。
<ドラマ『元彼の遺言状』の関連記事>
大はしゃぎする麗子のもとに、今度はホストの黒丑益也(望月歩)から電話が入る。自分の太客・山谷典子(高田聖子)が抱える遺産トラブルを解決してほしいというのだ。
典子は父親の死因について調べてほしいという。財産目当てで近づいてきた後妻の女に毒を盛られて死んだに違いない、というのが典子の主張だった。
しかし麗子は、死因の特定は警察の仕事だと冷たくあしらう。
一方、ヒグマ食品は1兆円を超える大規模なM&Aを控えていた。
だが、同社総務部長の武藤利夫(谷川昭一朗)と商品開発部の木村崇(川島潤哉)は、頼みたい案件は別だと言って麗子に1枚の紙を見せる。
それは「5月23日、社員食堂の毒入りシチューで死人が出る」という脅迫状で…。