吉岡里帆さんが主演を務める映画「ハケンアニメ!」の公開記念舞台挨拶が5月21日に行われ、吉岡さん、中村倫也さん、柄本佑さん、尾野真千子さん、高野麻里佳さん、吉野耕平監督が登壇しました。

イベントには、主題歌を担当したジェニーハイ(小籔千豊さん、川谷絵音さん、新垣隆さん、中嶋イッキュウさん)も出席しました。

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吉岡里帆のグミ配りに中村倫也&柄本佑「もらってない」

イベントでは、本作のポスターに書かれている「好きを、つらぬけ。」にかけて「貫き続けている好きなこと」をフリップに書いて発表しました。

吉岡さんは、「グミ(ハード&すっぱい)」と回答。

前回の完成披露上映会イベントでもグミについて熱く語っていた吉岡さんは、「ハード&すっぱい系のグミが好きなんです。子どもの時に、乳歯が生えてきたときから、ずっと食べています。なのに、虫歯にならずに元気な歯なので、グミと相性もいいんです。ほぼ毎日食べています」とニッコリ。

そして、「(撮影現場でも)尾野さんと仲良くなりたいので、グミを渡しました」と明かしました。

これに対し、中村さんが「佑は、里帆ちゃんからグミ貰ったことある?」と質問すると、柄本さんは「ない!」と即答。

続けて中村さんは、「よかった。俺もないの。(前回の舞台挨拶で)それが発覚して…。仲良くなった人にはグミをあげるんだって!」とリークし、柄本さんは「へぇ~そうなんだ~」と悲しそうに返しました。

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中村さんは、「皆さんご存じ、“テオ・エルナンデス”」と回答。会場全体が「誰だ…?」という空気に包まれると、すかさず、小籔さんが「いや、知らないです」とツッコミ。

中村さんは、「サッカーをずっとやっていて、好きなんです。今は、ケガが怖いのでボールは蹴ってはいないのですが、好きなチームの試合は見るようにしています。ACミランというイタリアのチームが、11年ぶりにリーグ優勝をできそうなんです」とコメントし、柄本さんが「(テオ・エルナンデスは)それで何なの?」とさらにツッコミ。

中村さんは「ACミランの(ポジションが)左サイドバックで、今のACミランの戦術を担っている代表的な選手です」と説明しました。

これに対し、柄本さんは「裏で事前に、『(この質問の回答で)なにを書いたの?』って聞いていたんです。(中村の回答を)聞いても知らなかったので『作家?』って聞いたら、『作家が一番近いかも』って答えていたんです。それって、どういう意味だった?」と聞くと、中村さんは「『さっか(作家)』は近い」と返答。

少しの間があり、柄本さんは「あっ!さっか=サッカーってこと!?」と気づき、「わかりましたけど、そこには及びませんでした」と笑いました。

また、柄本さんは「映画館に行く」、尾野さんは「健康のために豆乳を飲む」とそれぞれ回答しました。

作品概要

連続アニメ『サウンドバック 奏の石』で夢の監督デビューが決定した斎藤瞳(吉岡里帆)。だが、気合いが空回りして制作現場には早くも暗雲が…。

瞳を大抜擢してくれたはずのプロデューサー・行城理(柄本佑)は、ビジネス最優先で瞳にとって最大のストレスメーカー。「なんで分かってくれないの!」だけど日本中に最高のアニメを届けたい! そんなワケで目下大奮闘中。

最大のライバルは『運命戦線リデルライト』。瞳も憧れる天才・王子千晴(中村倫也)監督の復帰作だ。王子復活に懸けるのはその才能に惚れ抜いたプロデューサーの有科香屋子(尾野真千子)。

しかし、彼女も王子の超ワガママ、気まぐれに振り回され「お前、ほんっとーに、ふざけんな!」と、悪戦苦闘中だった。

瞳は一筋縄じゃいかないスタッフや声優たちも巻き込んで、熱い“想い”をぶつけ合いながら “ハケン=覇権” を争う戦いを繰り広げる。

その勝負の行方は!? アニメの仕事人たちを待つのは栄冠か? 果たして、瞳の想いは人々の胸に刺さるのか?

映画「ハケンアニメ!」は、全国公開中。
©2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
配給:東映