<見どころ紹介>
歴代優勝者には、尾崎将司さん、中嶋常幸さんら、時代を彩ったスーパーヒーローが名を連ね、ゴルフ史に残る数々の名シーンを残してきた本大会。
2009年に17歳でフジサンケイクラシックに初優勝し、連覇を成し遂げた石川遼選手もその一人。昨年のパリオリンピックで男子ゴルフ史上初の銅メダルに輝いた松山英樹選手は2013年、ルーキーイヤーに富士桜を制し、その後マスターズを制覇しました。
2018年、2020年優勝の星野陸也選手、節目の50回大会を制した大西魁斗選手、2023年大会を制した金谷拓実選手ら、現在アメリカのPGAツアーで活躍する日本人選手、5人中4人が富士桜を制して、世界へと羽ばたいていきました。

年々進化し、世界基準のセッティングで行われてきたこのトーナメントは、今や世界への登竜門にもなっています。
2023年より、国内ツアーPar70のコースとしては史上最長の距離となる「7424ヤード」というセッティングに生まれ変わった「富士桜カントリー倶楽部」。
2023年大会は、最終スコアをアンダーパーでホールアウトできた選手はたった8人と、まさに超怪物コースと化しています。昨年は、台風の影響で豪雨となり、選手にとっては、より過酷な大会となりました。
今年は、490ヤードPar4の2番ホールが大きく改修され、グリーン右手前に池が待ち受ける、よりトリッキーなセッティングに。昨年、36Hのみの短縮開催の中でも、最も難易度の高いホールとなっており、プロの行く手を阻みます。
今年も男子ツアーを彩るトッププロが集結
今季、唯一2勝を挙げ、賞金王争いを独走中の生源寺龍憲選手(27)をはじめ、今年の「日本プロゴルフ選手権」で初優勝を果たし、今大会はじめてのホストプロとして挑む清水大成選手(26)、今年の「日本ツアー選手権」を制し、史上最年少24歳で日本タイトル3冠を達成した蝉川泰果選手(24)、昨年大会では上位争いを演じ、ツアー選手では珍しい左打ちプレーヤーの細野勇策選手(22)ら、勢いに乗る若きトッププロが集結。
さらに、唯一大会連覇を達成している石川遼選手(33)や2022年大会を制し、現在アメリカ最高峰のPGAツアーに参戦中の大西魁斗選手(26)が出場。そして、2023年の「日本アマ」を制し、今大会で2年連続のローアマチュアにも輝いた早稲田大学の中野麟太朗選手(21)が学生ラストイヤーとなる今年もアマチュア優勝を狙います。
LIVE放送&配信
今年も最終日は、地上波放送、BS放送、CS放送を駆使し、午前8時から生中継。地上波で15時までに競技が終了しない場合には、BS放送、CS放送にリレーするなど、モンスターコースが生み出す“ドラマ”を、総力を挙げて伝えます。