ミュージカル「四月は君の嘘」が先日開幕。2020年に上演される予定でしたがコロナの影響により開幕直前で中止になり、今回、満を持しての上演となりました。『めざましテレビ』では、小関裕太さん、木村達成さん、生田絵梨花さんに単独インタビューを行いました。ここではめざましで放送しきれなかった未公開部分も含めお伝えします。

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小関「プレッシャーかけないで!」

ミュージカル「四月は君の嘘」は、これまでアニメや実写映画にもなっている人気コミックが原作。物語は、母の死をきっかけに音が聴こえなくなり、ピアノから遠ざかった天才ピアニストの有馬公生と、秘密を抱えたヴァイオリニスト・宮園かをりを中心に描く青春ラブストーリー。公生をWキャストで小関さんと木村さんが演じ、かをりを生田さんが演じます。

――(小山内鈴奈アナウンサー)メインキャストのみなさんは再び集結されてどんなお気持ちでしたか?

小関:うれしかったですね。

生田:最初はちょっとぎこちなかったけど。なんか同窓会に集まった人たちみたいな感じで。

木村:そうだったと思います。今もぎこちないですね(笑)

小関:今回テーマが青春なので、最初からみんな青春しようねって言ってたんだよね。

木村:マジでそのへんのところ全く覚えてないんだけど(笑)

――このミュージカルの魅力を教えてください

生田:漫画を知っている方は「この台詞がこのメロディに乗るんだ」とか「このシーンがこんなふうに描写されるだ」って思えるのは、まさにこのミュージカルの魅力なんじゃないかなと思います。

小関:やっぱり“生”っていうのと、クラシック音楽がテーマの作品なので、ピアニストの役で実際にホールでピアノの演奏をしているようなシーンが、まさに客席とステージっていう状況で目の前で繰り広げられるじゃないですか。その臨場感というのは舞台でしか味わえないんじゃないかなと。

生田:(ピアノを弾く)手が震えそうだね。

小関:人前で弾いたことないんですよ!だから稽古中から手がすごく震えっちゃって。緊張してます今も。

――失敗できないですね

小関:やめてください。優しい声ですごいプレッシャーをかけてきましたね!

――小関さんと木村さんはWキャストですが、お互い意識しますか?

小関:Wキャストって初めての経験で、最初(木村達成と)比べられるんじゃないかという意識が強かったんですが、達っちゃんがいないと役作りはできなかった。今はパートナーみたいな感じです。

生田:確かに稽古場でも(2人は)よく話し合ってるよね。 

木村:普段だったらWキャストの方に自分の武器として持ってるものは言わないタイプなんですけど、裕太にはそのタネをめちゃくちゃ明かしまくってます。

小関:めちゃくちゃ言ってくれますよ。

生田「小関は子犬で木村はネコ」

――生田さんから見て、小関さんと木村さんの印象は?

生田:小関君は子犬っぽい感じで、達成君はネコっぽい感じ。小関君はボールを投げたら全部取ってきてくれるイメージ。

小関:走らされてるんだ俺(笑)。

生田:そういう優しさというか、おちゃめさがある人だなって思う。達成君は、いろんな面がありすぎて毎日違う人を見ているみたいな。いろんな魅力を持った方だなって思う。

木村:自分がどの自分か分からなくなっていますね。そう言いながら、今も他のことを考えてるもん。

生田:そうなんだ!

木村:うそうそうそ!

小関:「四月は君の嘘」にからめなくていいよ!(笑)

――生田さんの印象は?

小関:(生田の)ドレス姿は後光が差してるよね。彼女の音楽性からもハッとさせられて心惹かれていくという役なんですけど、お客様もそんな気持ちになると思う。

木村:歌詞に「まぶしすぎて君が見つめられない」ってあるので、(小関は)メガネじゃなくてサングラスのほうが良かったんじゃない?

小関:このメガネ、穴あいてるんで何でも入れられますよ!

木村:そんなこと言わなくていいよ!

息ぴったりの3人が出演中のミュージカル「四月は君の嘘」。東京公演は29日まで。その後、群馬、愛知、兵庫、富山、福岡で上演されます。