5月9日、映画「シン・ウルトラマン」のレッドカーペットイベントが行われ、斎藤工さん、長澤まさみさん、西島秀俊さん、有岡大貴さん、早見あかりさん、樋口真嗣監督が登壇しました。

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映画の完成を祝して用意されたレッドカーペットの長さは、ウルトラマの身長と同じ全長60メートル。

歩いた感想を聞かれると、斎藤さんは「ウルトラマンのスケール感を改めて痛感しました」とコメント。長澤さんは「久しぶりのレッドカーペットで、お客さんもいらっしゃって、温かい気持ちになりました」と話しました。

有岡さんは「レッドカーペットを歩かせていただくのが初めてなので、幸せです」とにっこり。早見さんは「ついにこの時が来たのかという高揚感でいっぱいです」、西島さんは「雨の中にもかかわらず多くの方に来ていただいて、作品に対する愛情を感じて感謝しています」と笑顔を見せました。

今週末に公開を控える今の気持ちを聞かれると、斎藤さんは「取材を受ける中で気付いたのですが、作品の素晴らしさが言語化できないんです。この作品の公開を迎えて、皆さんと共有したい!早く公開日が来ないかと待ち遠しいです」とコメント。

有岡さんは「映画の制作が発表されてから3年近く経って、『あの怪獣どんな風になってるの?』とたくさん聞かれてきたのですが、ノーコメントを貫いてきました」と報告。続けて「早く言いたくて、黙っているのも苦しかったので、公開が近づいていることが嬉しいです」と話しました。

長澤さんは「こんな映画見たことないというような仕上がりになっているので、ぜひ見ていただきたいです」と作品に期待を込めました。

早見さんは「出来上がりを見たときに、3年かかった理由がここにあったのかと納得できました。早く皆さんのもとに届けたくてうずうずしています」とコメント。西島さんは「見てきていただいた方と早く感想を共有したいですね」と期待を込めました。

「映画を楽しみにしている人に向けてメッセージを」と司会者から求められると、有岡さんは「初代ウルトラマンを見て育った方達が映画の観賞後にどんな風にウルトラマンに想いを馳せるのか、想像していてとてもワクワクするし、子どもたちにも戦っているウルトラマンかっこいいと憧れて欲しいですし、その他にも特撮とウルトラマンを知るいいきっかけになって欲しいです」とコメント。

斎藤さんは「かつて多くの人が円谷さんが撮られたウルトラマンに熱狂し、その作品に込められた想いなどのバトンをスタッフやキャスト陣がつないで映画という形で届けられると思いますので、ぜひ見て欲しいです」と語りました。

<作品情報>

次々と“禍威獣(かいじゅう)”が現れ、その存在が日常となった日本。通常兵器は全く役に立たず、限界を迎える日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し「禍威獣特設対策室専従班」通称、「禍特対(かとくたい)」を設立。

班長・田村君男(西島秀俊)、作戦立案担当官・神永新二(斎藤工)、非粒子物理学者・滝明久(有岡大貴)、汎用生物学者・船縁由美(早見あかり)が選ばれ、任務にあたっていた。

禍威獣の危機がせまる中、大気圏外から突如あらわれた銀色の巨人。禍特対には、巨人対策のために分析官・浅見弘子(長澤まさみ)が新たに配属され、神永とバディを組むことに。

浅見による報告書に書かれていたのは…『ウルトラマン(仮称)、正体不明』。

映画「シン・ウルトラマン」は、5月13日(金)に全国公開。 

配給:東宝
©️2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©️円谷プロ