ある日「暮らしの法律事務所」を訪ねてきた森川紗英(関水渚)。「ちょっと篠田借りるわよ」と、とあるパーティーのエスコート役で篠田敬太郎(大泉洋)を連れ出す。
行き先は投資会社「M&Sキャピタル」の創立15周年記念パーティ。昨今業績を伸ばしている注目の投資会社で、華麗なる森川家の投資顧問でもある。
大学時代に意気投合した真梨邑礼二(藤本隆宏)と庄司健介(髙橋洋)が28歳で起業。小さなアパートの一室からスタートし、ここまで成長させてきた。
一方、剣持麗子(綾瀬はるか)のかつての上司・津々井(浅野和之)は、麗子を同じパーティへ連れて行く。「M&Sキャピタル」は、一部上場を機に新たに弁護士を探しているらしく「私と一緒にこの案件をモノにしませんか」という打診だった。
それぞれの目的で同じパーティへ集まった4人。会場が暗転し、いよいよパーティが始まる。しかし、真梨邑が壇上に立ちスピーチを始めた途端、会場から衝撃音が鳴り響く。
久野文也という1人の投資家が突然死亡したのだ。
久野は「M&Sキャピタル」の大口の顧客だったそうだが、暗転中に一体何が起きたのか…?