4月17日(金)のフジテレビ『ダウンタウンなう』に、ウエンツ瑛士が登場。

帰国のウエンツに松本「親身に相談乗ったのに」

2018年10月から舞台演劇の勉強をするためロンドンに留学していたウエンツ。

留学を終えて帰国したその日、空港から直行でバラエティ収録に参加。レギュラー番組『火曜サプライズ』(日本テレビ)にも復帰した。

これに対しては、一同が「俺は数年帰ってけえへんのかと思ってたけどね。帰ってきてすぐに仕事できてることが舐めてる。そこそこ親身になって相談に乗ったのに」(松本)、「自分の番組にのこのこ戻るって、どうなの?」(坂上)と問い詰める。

この日の飲み仲間・神田愛花も「1年半で舞台の勉強できるのかな、とは思います」と疑問を口にした。

一体、ウエンツはロンドン留学で何をしていたのか。真相を聞いていく。

“和洋折衷”でイギリスではモテモテだった!?

イギリスでは、昼は英会話学校に通い、夜は演技と歌の勉強をしていたという。まったく話せなかった英語は「イギリス人の役もできるようになった」ほど上達したと言うが…。

坂上:手っ取り早く英語を覚えるには、彼女作ったり?

松本:モテた?

ウエンツ:デートは多いですね。帰国が決まってたので、彼女という存在は難しいじゃないですか。

松本:好きになったら厳しいもんね。

ウエンツ:好きになる?彼女?彼氏?曖昧な?関係で…。

イキって語るウエンツに、しかめた顔で見合わせる浜田と松本。松本が「チッ」と舌打ちし、浜田は「腹立つ顔やったな」とウエンツの頭をパチン。

ウエンツ:向こうでは、アジア人とヨーロッパのハーフが珍しいんですよ。僕は日本と、アメリカなんですけど、血はドイツなので。

浜田:ほうほう。

ウエンツ:それに僕は、日本人の礼儀正しさも持っている。見かけはヨーロッパだし、ボディも割とヨーロッパで…。

松本:ボディって?

ウエンツ:みなまで言うなですよ。日本人は硬い、外国人は長いっていうじゃないですか。僕、日本人と外国人なんですよ。

松本:兼ね備えてんねや、和洋折衷で。

浜田:ホンマに!?

「和洋折衷って、1対1が2じゃなくて…」と語り始めたウエンツに、松本が絶妙な間を作って「はい、しばきます」とピシャリ。ウエンツはただただ苦笑い。

「もう、ずっと、日本にいます」に一同驚愕

昨年11月には、2人芝居でロンドンの舞台に立ったというウエンツ。イギリス人がゲラゲラ笑ってくれたため、「自信になった」と手応えを熱く語った。

だが、松本からは「おまえ、嘘つきになったんか」と言われてしまい、ウエンツは「誰一人信用してないなとは思いました。敵しかいない?仲間なし!」と動揺し、みな爆笑。

帰国してすぐにバラエティ復帰したことに納得がいかない松本が、改めて「もうずっと日本におるの?」と聞くと、ウエンツはもったいぶったように「もう…、ずっと…、日本にいます」と回答。

これには「えー!!」という驚きの“絶叫”が広がった。

「なんやったん?」(松本)とザワつくが、「(就労)ビザが出るオーディションの話があれば、受けに行きますよ」とウエンツ。

松本:その時も『火曜サプライズ』休んで?

坂上:まず(番組レギュラーを)降りたら?

浜田:そやな!

ウエンツ:(格好つけた仕草で)それはちょっと違うなぁ。オーストラリアにいるヒュー・ジャックマンが、イギリスで舞台やるときに、オーストラリアの仕事全部降りますか?

これに対して松本が「ヒュー・ジャックマンは、“何曜サプライズ”やってんの?」と、さすがのツッコミを入れて、ウエンツは何も言えなくなってしまった。

「このおっさん誰?」急に出てきたミルクボーイに困惑

ウエンツが日本にいない1年半の間に、芸能界でも変化があった。ミルクボーイが出演するCMを見て「普通のおっさんが出てる」と、びっくりしたのだという。

そこで、ミルクボーイ( 駒場孝・内海崇)がサプライズで登場!ウエンツの前で新ネタを披露した。

駒場:うちのオカンが好きなタレントさんの名前を忘れたらしくてね。いろいろ聞くねんけど、全然わからへんねんな。

内海:どんな特徴言うてたのよ。

駒場:ハーフのタレントさんで、最近ロンドンから帰ってきた人やって言うねんな。

内海:ウエンツさんやないかい。その特徴は、完全にウエンツさんやんか。すぐわかったよ。

駒場:ちょっとわからへんねんな。俺もウエンツさんと思ったんやけどな、オカンが言うには、留学に行って一回りも二回りも大きくなって帰ってきはったって言うねんな。

内海:ほな、ウエンツさんと違うかぁ。ウエンツさんはね、行く前のサイズのまま帰ってきはったんや。1年半前と何も変わってないねん。髪型がちょっと変わったくらいで。ウエンツさんと違うで。ほな、もうちょっと詳しく教えてくれる?

駒場:男前なのに、全然人気がないらしいで。

内海:ウエンツさんやないかい。ウエンツさんはね、男前の中の最下位みたいなポジションやねん。ウエンツさんに決まりや!

駒場:わからへんねん。

内海:何がわからへんねん

駒場:俺もウエンツさんと思ったんやけどな、オカンが言うには、留学には大々的に行って大々的に帰ってきたって言うねん。

内海:ほな、ウエンツさんとちゃうやないかい。ウエンツさんは、しれっと行ってしれっと帰ってきたんや。下手したら留学してたことを忘れてた人もおるんやから。ウエンツさんちゃうで。もうちょっとだけなんか言ってなかったか?

駒場:みんなから説教されてるらしい。

内海:ウエンツさんやないかい。どの番組でも説教されてるやん。絶対ウエンツさんやん!もうええわ、どうもありがとうございましたぁ。

さすがのネタに、一同は爆笑とともに拍手喝采。

坂上から紹介されて席につくミルクボーイは主役級の扱いで、「ちょっとちょっと…」と戸惑うウエンツをよそに、歓迎ムードの乾杯。

「やっぱり能力高いよ」(松本)、「すごいなぁ」(坂上)とチヤホヤすると、ウエンツが「ほら、俺…多分先輩だから」と割って入るが、同い年だとわかるとまたもや何も言えなくなってしまう。

ウケるミルクボーイ、すべるウエンツ

M-1グランプリ優勝の話題で盛り上がる中、相手にされないウエンツは小声でブツブツ…。

各番組に出演する度に、オリジナルネタを披露するミルクボーイに対して、浜田は「このシステムすごいな」と称賛する。ウエンツが会話を遮るようにおしぼりを取りに行くと、浜田から「お前は黙っとけ」と言われてしまう。

そこから存在感を消していたウエンツだったが、内海から「(ネタは)下に見てるもののほうが作りやすいので、今日(のウエンツのネタ)は作りやすかったです」と言われると、「急に!?絶対来ないと思ってたのに」と大慌て。

その後も「ウケるミルクボーイ」「すべるウエンツ」が続いていく。

話題は、内海がキャラに合わせてつけていた安物の金の腕時計に。「ワイドナショー」出演時に松本にプレゼントしたが、回り回って内海のもとに戻ってきた。

松本の提案でそれを浜田にあげることになったが、扱いに困った浜田はウエンツの腕に付け始める。内海が「もう、ええって!」と言いながらう取り戻そうとするが、グダグダに…。

オチが見えないため松本が「誰が行くの?最後」と聞くと、ウエンツは「ワシ、最後いくやろ。そのためにゲストで来てんねん」とスイッチオン!

浜田:やめとけやめとけ!

ウエンツ:やってやろうじゃねぇか。

立ち上がったものの為す術がなかったのか、シャツのボタンを外し始めるウエンツ。そして背後に周り後ろからベルトを外してズボンを脱がす浜田。

じわじわと笑いが起こる中、ウエンツのパンツを勢いよく引っ張り上げて無様な姿に…。

「あーー!ハーフの、ハーフが…」と情けない声を発するウエンツに、松本は「全然和洋折衷じゃねぇし」と大笑い。

最後、ウエンツは「これするために帰ってきたわけじゃないんだよ」と弱々しくつぶやいていた。